昨日からの続きです。
国道477号の旅もこれからが後半戦。
ここからは写真いっぱいで
「近畿地方屈指の酷道」の味わいを紹介したいと思います。
JR八木駅前で国道9号線と別れて商店街へと入ってゆきます。
商店街部分が赤くペイントされているあたりが
国道にあるまじきスタイルなのかもしれません。
ちなみに国道9号から分かつ分岐点の写真は
あいにく撮りそびれてしまいました…ごめんなさい。
いよいよここから本格的な「酷道区間」が始まります。
迷わず「京北」方面へ出発進行
山は紅葉で綺麗でしたが…
南丹市と京都市との境界が近づいてきました。
ちょうど私が界隈を通りがかったときに
2台のベンツと立て続けに遭遇しました…。
オーこわっ…
いよいよここから京都市。
とはいっても…まさかここが県庁所在地だなんて
普通想像がつきませんよね…。
延々続く1車線のつづら折りを抜け
国道162号と合流します。
ここでも「国道477号」の表記がないため
どちらに行けばよいかで迷いますが…
200メートルほどだけ国道162号線と重複して
間もなく袂を分かちます。
案内標識を見て
国道477号線の扱いがいかなるものなのかが一目瞭然でした。
国道162号と別れてすぐにある「ウッディー京北」から。
いわゆる「道の駅」に似たような休憩施設があり
トイレや自販機なども完備していますよ。
大原まではあと45キロほど。
まだまだ先は長いし
しっかり休憩してから出発しようね。
京都市左京区の花背集落から。
本当にのどかな雰囲気で
とても京都市内とは思えないような雰囲気でした。
花背峠を越えたらいよいよ
今回の酷道散策の旅での一番のハイライト
通称「百井別れ」の案内標識。
ごらんの通り直進するのは県道で
本来なら「格上」であるべき国道が
「格下」の県道に道を譲って思いっきり左へ折れるという
何ともいえない雰囲気が漂っています。
「part1」でもアップしましたが…
左手の狭~い道が国道なのです
いよいよ「酷道477号線一番の名物」
恐怖の180度旋回へ。
写真は私の車ですが
思いっきりいける場所まで前進したのち
ハンドルをうまく切りながらいける場所までバックして
ようやく酷道区間へ進入成功
車の大きさにもよりますが
(私の車はいわゆる「33ナンバー」です)
切り返しなしでこの交差点を左折するのは
まず不可能に等しいでしょう。
ひぇ~!!
恐怖の「百井別れ」を過ぎてからもまた
1車線・対向不能の「酷」な道が続きます…。
百井の集落へ到着。
大原まではあと9キロちょっと。
酷道ももうひといき…がんばれ
百井から大原へと続く区間から。
大原の集落まで
ごらんのような急勾配&急カーブが続きます。
百井集落から大原への途中で撮影しました。
紅葉がとても綺麗でおもわずパシャリ。
ようやく国道367号線が見えて
八木から続いた長~い酷道区間も
おしまいおしまい。
大原三千院へはここから右折してゆけば行けますが
この日私は三重へ帰ってから
鈴鹿スポーツガーデンへ水泳に行ってましたので
今回はそのまま四日市まで帰りました。
なお大原は去年の11月に行っていますよ。
途中峠の有料道路
「途中トンネル」を抜けて滋賀県へ入ったら
これにて酷道の旅も無事終了。
これにて私も未走破区間を一気に走破して
晴れて「酷道477号線」を全区間走破できました
ちなみに今回私が走破した国道477号線については
イカロス出版さんから刊行されている書籍
「酷道をゆく」(1500円)にも掲載されておりますよ。