連休中、実家近くのブックオフでゲットした本2冊。
「四月物語」のフォトブック 500円也
「現代百物語 生霊」100円也
「四月物語」は以前CSかBSで放送していて
なんとなく見ていたら、凄く好みだった映画です。
進学のため東京に上京した主人公(松たかこ)の
何気ない日常生活を切り取った内容でしたが、
観ていると想い出すのです…自分も東京に住み始めた頃のことを。
主人公(松さん)は新しい自転車で、新しい街を走り回ります。
私も当時、大学のあった千葉の部屋を離れ、
就職のため憧れの下北沢に部屋を借りました
(田舎者の憧れの街は下北なのです^^;)
それはそれは、ワクワクの新生活でした☆
だって自分が住む街に、古着屋さんや、
よく行っていたライブハウス、
可愛い雑貨屋さん、色んな御飯屋さん、
美味しいパン屋さん、中古CD屋さんがあるんですから。
ワクワクしないわけがありません。
夜、自転車に乗って街を散策して、
23時位まで開いている古本屋さんを発見し、覗いてみたり^^
誰にも何も規制されないし、一人で自由!
私は憧れの下北に住んでいる喜びを実感していました。
…というその頃の気持ちがこみ上げてくるほど、
キュンとしたのがこの「四月物語」だったのです。
松さんもとっても魅力的でしたこの頃20歳位なのかな。
一緒に観ていた超大作・アクション映画好きの旦那さんは、
「え、これで終わり?? この映画の一体何がいいの?」
と言っていましたが…^^
確かにわかりやすい起伏はないのだけれど、
「こ、この情緒がわからんのかー!」
と喉まで出かかった言葉は飲み込んでおきました。
今回購入したフォトブックを見ていたら、
また、あの頃の春の香りと空気感が、
ふわっと漂ってくるのを感じました☆