シアワセになるために　ここにやって来た保護犬たち

それぞれ理由があってここに来た子たち。捨てられたなんて一言では済まされない「ワケ」がいっぱい。

多頭飼育で飼い主が急死。共喰いさえしかねない状況下の犬たち。帰国するために放置されたガリガリに痩せた超大型犬。皮膚病になったから、骨折したから、ガンになったからと見放された子たち。今は飼い主が入院したから、認知症になったからと餌さえ与えられない子たちが一番多い。

人間の勝手さに振り回される犬を助けたいと始めたことで、人間なんてどーでもイイやと考えていた。でもね、里親探しを始めてみたら、当然だけど里親ご希望者さんって人間なワケで、800組以上のご家族と話しをした。お断りした人たちも入れたらスゴい人数。保護犬の第二の犬生をシアワセにしてあげたいと考える常識ある良い人ばかりに出会えて、ワタシたちもシアワセなんだな〜。