更新が遅れました・・・
でもまだまだだれも見てくれない・・・
そんなこんなでクリスマスも過ぎましたね。
あとは新年のカウントダウンが始まり、迎えるだけです。
さてクリスマスパーティーの事はあとで書くにして今日は韓国人のキムさんについて。
「だれだよキムさんって?」
そうです、初めて登場させましたキムさん。
キムさんはフィリピン(というかフィリピ-ナ)が大好きなコリアンエージェントです。
いつも生徒さんを紹介してくれるやさしい韓国人です。
酒が飲めない40歳くらいおっさんです。
彼は学校のレッスンが終わって僕の仕事が終わると決まって
「Let's go out side」
と言って僕を誘ってきます。(毎日です。)
彼は非常に夜に遊びに行きたがります。
一応、生徒さん紹介してくれる大事なお客さんなので僕は断りません。(断る理由もないですけど)
最初は僕の友人を誘ってたんですが、その人が日本に帰っちゃったから僕が標的です。
そしてちょいちょい夜、飲みに行く事が多いんですが。
僕は彼の事を「ヒョン」と呼んでいます。
「ヒョン」というのは韓国語でアニキとか兄弟って意味らしい・・・
彼はこう言いました。
「俺たちは年は離れてるし、これはビジネスだし、お前年下だし!」
「急にどうした??」
「おい!お前はおれに気を使ってるのか??」
「もちろんさ!キムはお客さんじゃないか!」
「ファッキン!! シット!!」
「だからどうしたんだよ?」
「おれは友達でいたいんだ!だって気を使ってたらお互い楽しくないだろ?」
「たしかにそうだけど・・・じゃブラザーって呼ばせてくれ!」
(へい!ブラザー!!って感じになれば気を使わなくなるかなと思って)
「OK!!ヒョンでいいよ!」
「ヒョンってなに?」
「ヒョンは英語でブラザーだよ!」
「へ~じゃヒョンってよばせてもらうぜ!!」
「デ~ン!!オイシイデスネ~!!」
「おいしいですね~!!」
・・・・ってな感じでヒョンと呼ぶ事に。
ちなみにヒョンはかなりの頻度で「それは日本語でなんて言うの?」って聞いてきます。
「おいしいですね~」
「やめろ!」
「かわいい~」
「こいはおいのビール!!」←これだけ九州弁で教えました。
女の子がいるバーへ行くと
「こいはおいの!」
「こいはおいの!」
って女の子を指さして連呼します。
もちろん女の子苦笑いです。
なに言ってんのこの小さなコリアンはみたいな顔でヒョンを優しく見守っています。
でそんなヒョンもフィリピンにはかなり詳しくいろんな事を知っています。
こないだヒョンとバイクにのってあるトコへ行ってたんですけど、
ヒョンがテンション上がりすぎて道を逆走し始めたんです。
するとちょうど前で警察の検問がありまして・・・
止められます。
「おいおい!ここは一方通行だぞ!免許書だせ!」
「エ!?ナニソレ?」
ヒョンは英語ができないフリをします。
結構フィリピンはライセンスなしでみんなバンバン運転しています。
「おまえコリアンか!?」
「イエス、ワタシハ、コリアンデス」
「まったくなに考えてんだホント。馬鹿か!」(たぶんこんな感じタガログ語だったんで・・)
「ワタシ、ポリス、トモダチ、イル」
「ソノヒト二、ハナシタラ、ワカル」
「キョウハ、カンベンシテクレ!」
ヒョンは警察は3人いたんですが、その中にトップと少し離れてたぶん500Pくらいやったんだと思う。いわゆる賄賂です。
そしたら警察官とヒョンが戻ってきて
「もういい!はやくいけ!!」
僕、
「え?いいの?」
「もういいよ!早くいけよ!!」
「わかった!わかった!そうせかすなよ!おれライセンスないから押していくね?」
「いいよ!乗っていけよ!」
「え?いいの?」
「いいよ!だから早くいけよ!!」
「わかったよ・・てか運転していいのかよ・・」
と、僕はブツブツといいながらバイクを運転して一方通行を逆走しました。
なんと緩すぎるでしょう・・・
フィリピンってか外国は結構、賄賂でどうにかなる事が多いです。
警察、自治体など。
僕も学校立てるときは多少賄賂を使いました。(だってそのほうが安いんだもん。)
あとで自慢気にオレのおかげだアピールがものすごいヒョンがいた事は伏せておこう。
なんか長くなるからキムの話はまた明日。
(ほとんど女ネタしかないですが・・・)
ではバイバイ!
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