2018-05-04 みどりの日
僕は高遠蕎麦。カノちゃんは、あったかいけんちん蕎麦を注文しました。
ご馳走さまでした。美味しかったです。
大内宿の様子を前回は紹介しました。
雨が今にも降り出しそうだったので、車まで傘を取りに行って来ました。
お蕎麦屋さんが始まる10時までに、あと30分。
どっかでお茶でも飲みましょう。
今日は寒い日で、身体が冷えてしまいました。
一番近い茶屋に。
カノちゃんが好きそうなケーキ。
外は明るくなってきました。
傘をたたんでいる人の方が多いようです。
さすがだの〜
左から順に、1年もの2年もの、5年ものまで。
試飲をさせていただきました。
順番に全部。(カノちゃん、帰りの運転は頼んだよ)
そして、最後には蔵の中から6年ものまで、出してきてくれて、ありがとう。
美味いなあ。それぞれ味が違うような気がする。
でもなぁ、¥4,500なんてそのなにお金持ってないしなぁ
って言ったら、左側の2本を指して、
「僕個人の好みは、この辺りで、お勧めですよ」
上手いなぁ。思わず2年ものを買っちゃいました。
今日のお目当ては、大内宿でお蕎麦をいただくこと。
到着してすぐに番号札をもらっていた、こちらの三澤屋さんが営業を開始したようです。
ゆったりとスペースがあるので、相席でも気になりません。
高遠蕎麦に付いている漬物とジャガイモを揚げたものが出てきました。
両脇にあるのは、僕とカノちゃんのお茶です。
これだけで、もはや感動。
こんな柱時計がある広いお部屋です。
高遠蕎麦の到着〜く。
そう、高遠蕎麦はネギ蕎麦とも言います。
この長葱がまた辛い。
汁の中にある辛味大根よりも辛い。
完食〜く。
三澤屋さんのHPに、高遠蕎麦の説明がありました。
「会津の殿さまが信州高遠藩で育ち、寛永20年会津藩主となって以来、大根おろしそばを高遠(たかとお)そばと言っております。三澤屋ではそれに長ネギを箸がわりに用い、薬味をかねてご提供させていただいております。」すなわちこうです。Wikipediaなどを参考に、高遠蕎麦のことまとめました。
この地に蕎麦を伝えたのは、保科正之という人です。
保科正之は、第2代将軍徳川秀忠の子供(四男)で、1611年に生まれます。
但し、正室の子供ではなく、母親は将軍秀忠の乳母の侍女ということですので、認められた側室の子でもなかったのでしょう。
第2代将軍徳川秀忠は、自分の乳母のお手伝いさんと、やっちゃった。出来ちゃったのが、保科正之。
出産は公にされず、武田信玄の次女である見性院に預けられ、そこで生まれた保科正之は見性院に養育されました。
1617年ですから6才の時に、見性院の縁で旧武田氏家臣の信濃高遠藩主、保科正光が預かり、正光の子として養育されました。
保科正光は、将軍の子供である事を知っていたので大切に育てたでしょうね。
さらに、保科正之は優秀だったようですし。
正光は自らの後継者として正之を指名し、1631年、正光の跡を継ぎ高遠藩3万石の藩主となります。
第2代将軍秀忠の死後、第3代将軍家光はこの謹直で有能な異母弟をことのほか可愛がりました。
もちろん、弟の存在は大きくなってから知ったのですが。
1636年寛永13年には、出羽山形藩20万石の大名になります。
そして、1643年、陸奥会津藩23万石の大名に引き立てられました。
以後、正之の子孫の会津松平家が幕末まで会津藩主を務めることになります。
ほほう、会津藩の流れは保科正之から始まるのですね。
▼厨房の中に長葱が山積みになっています。
正之は幕府より松平の姓を名乗ることを勧められたのですが、養育してくれた保科家への恩義を忘れず、生涯保科姓を通したそうです。
保科正之、貴方は偉い!
第3代・正容になってようやく松平姓と葵の紋が使用されました。
1651年、第3代将軍家光は死に臨んで枕頭に正之を呼び寄せ、「肥後よ宗家を頼みおく」と言い残しました。
これに感銘した正之は1668年に『会津家訓十五箇条』を定めたそうです。
第一条に「会津藩たるは将軍家を守護すべき存在であり、藩主が裏切るようなことがあれば家臣は従ってはならない」と記し、以降、藩主・藩士は共にこれを忠実に守りました。
幕末の藩主・松平容保はこの遺訓を守り、最後まで薩長軍と戦うことになります。
保科正之の話で大きく盛り上がってしまいました。
高遠蕎麦の話に戻すと、この保科正之が蕎麦好きで、蕎麦職人を連れて山形藩、会津藩と来て、この地に蕎麦が根付き、その蕎麦の名前が高遠蕎麦となったわけです。
レジの所へ行って会計。
蔵の中にお酒を取りに行ってくれました。
さぁ、そろそろ次の目的地へ向かいましょう。
この後、僕らは喜多方の方へ向かいます。
実は喜多方ラーメンが大好きなのですが、さすがに今日は遠慮しています。
この辺りの人は、朝からラーメンを食べるんです。
ほら、こんな看板があちこちにあります。それは、また別に紹介します。
美味い!
つづく































