着任した時から推進したかったデジタルトランスフォーメーション。


古い業界で昭和な感じがする会社で、社員は勤続年数も新卒以来ずっとと言う人や15年以上もかなり多い会社。

平均年齢も大分高く、変化を嫌う人も多い中、非効率なアナログ的な仕事のやり方がほとんどで、昨今の内部統制レベルに対応するには限界が来ていると感じてた。


オペレーション現場もメキシコ全土で50ヶ所程あり、様々なオペレーションデータが24時間365日入ってくるのに最低限のデータしか収集しておらず、しかもサンプリングで且つアナログ収集。

このビッグデータも上手く活用できれば新たなデータビジネスとしてmonetizing できるはずとして、まずは社内の管理職を集めてDXのワークショップを開催。


日本発祥のKJ法を使ってブレスト。

ビジネススクール時代、実際に企業からフィーまで取って戦略コンサルティングを行う授業でこの手法を使って戦略立案をやってA+の最高成績を貰った良い思い出があり、個人的に大好きなブレスト手法。最近はKJ法のデジタルツールもあるけど、今回事務局が間に合わず、昔ながらのポストイットで。



先ずは顧客目線での課題の仮説設定。



それをグルーピングして課題を整理。




ワイワイガヤガヤやっているうちに、デジタルなんて我々の業界には必要ないといっていた人も参加して提案してくれて、徐々に自分ごととしてメリットやあり姿について前向きに見てくれるようになり、最低限の成果はあったかな。











最後は5か年計画に落とし込んでアクションプランを明確化し、実行をコミットさせて終了。



あとは実行あるのみ。でもそれが一番難しいけど。