平成24年5月10日(木)
『在来構法』
「古民家鑑定本P308、9より」
現在の住宅構法で木造住宅では在来構法(木造軸組構法)、2×4(ツ‐バイフォー)、その他非木造工法ではプレハブ工法、鉄骨造、鉄筋コンクリート造があります。
昔の伝統構法との違いは下記の点です。
① 伝統構法・・・軸組に大径材を使用。継ぎ手、仕口によって接合
在来構法・・・小径材を使用。接合部は金物で補強。
② 伝統構法・・・軸組みを固めるために貫の役割が大きい。
在来構法・・・軸組みを固めるために筋交いの役割が大きい。
また、水平面の剛性確保のために火打ちを用いる。
③ 伝統構法・・・壁は土壁を用いる。
在来構法・・・壁はボード張りに仕上げを施す。
在来構法は、伝統資財再利用の観点からやや適さない工法といえる。
① 部材断面が小さく希少性が無い。
② 接合部が金物で補強されており除去に際して部材が損傷する。
③ 金物の使用により結露発生、部材が腐朽する。
