みなさん

こんにちは。キャリアコンサルタント見習いの安藤です。

 

学習の継続です。

 

#2 キャリアコンサルティングとは

 

#2‐1 キャリアコンサルテイングの役割

キャリアコンサルティングとは、キャリア観を背景として「職業中心にした個人の生きがい、働きがいまで含めたキャリア形成」を支援すること。

→「職業を含めた自己実現」のためのキャリア形成支援。

 

① キャリア形成の主体は「個人」

キャリア形成の主体=個人、企業における社員のキャリア形成も個人主導が原則。

→キャリアにまつわることは非常に複雑であり困難。ひとりで客観的に内省は難しいので、キャリアコンサルティングがその個人のキャリアマネジメントを支援。

 

② 企業とキャリアコンサルティング

経営者側から敬遠されがち→社員の離職誘発や不満爆発

「個人と組織との共生関係」を作ることが目的で、とても重要。

→組織は個々人から成り立ち、それぞれの業務は個々人が行っている。よって、個人の自律的な能力開発・キャリア形成の支援が組織全体の活性化や生産性向上につながる。

 

③ キャリアコンサルティングの「4つの役割」

 ①職業を中心としながらも個人の生きがいや働きがいにフォーカスしたキャリア形成支援。

 ②個人が自らのキャリアマネジメント(自立/自律)を支援。

 ③個人と組織との共生関係を作る。

 ④個人に対する相談支援のみならず、キャリア形成に関する教育や普及活動、環境作りも支援。

 

#2‐2 キャリアコンサルタントの果たす役割

カウンセリングを中心としたキャリア形成支援だが、それだけではない。

 

① カウンセラーとしての役割

 ①言語的コミュニケーションを通じた援助的人間関係を通じ

 ②クライエント(来談者)が

 ③自己理解、自己洞察を深めていき

 ④人生で直面した問題に対する答えを自ら選択させて、自己決定するプロセスを助け

 ⑤クライエント(来談者)が自立、統合したパーソナリティに成長させる

 

キャリアコンサルタントの主な役割は「カウンセラー」で、メンタル面のサポートも含まれる。→精神疾患者のサポートは含まれない。

 

②ファシリテーターとしての役割

個別面談の反対である「グループ・アプローチ」では「ファシリテーター(促進者)」としてグループ活性化を担う。

 

③コーディネーターとしての役割

個人のキャリア形成には様々な問題アリ→専門家との調整(コーディネート)もする。

 

④コンサルタントとしての役割

必要に応じて、クライアントと専門家の間に入り交通整理をする可能性アリ。

 

⑤エデュケーターとしての役割

キャリアコンサルタントは技法や知識を活用して、教育者的な立場にて、能力開発や人間的成長を促す場面がある。→重要なこと「傾聴」であり、その上で解決のための具体的支援を行う。

 

#2‐3 キャリアコンサルタントに関する国の施策

2002年;キャリアコンサルタント5年間5万人養成計画

2008年;(旧)ジョブカード制度、2級キャリアコンサルティング技能検定(熟練レベル)

2011年;指導者レベル(スーパーバイザー)の1級キャリアコンサルティング技能検定

2016年;キャリアコンサルタント