押切もえさんの「モデル失格」読みました。
コンビニの雑誌コーナーで見るようなポーズの写真が。本人の言葉とともに。新書なのに7ページも。
キラキラして眩しすぎます。
7ページの写真プラス言葉のあとにようやく本編が。すでに挫けそうだが、違う世界を見てみたい一心でページをめくっていきました。
すると不思議な事にどんどんページがめくれていってしまいます。
なんという事でしょう!
いつもならこんなにスムーズに本を読み進められる事はないのに・・・不思議だっ!
そうです。そうなんです。
僕の価値観とは全く違う世界のお話だったので、全く感情移入をする事なく、引っかかる事がなくまるで「いきもの地球紀行」を観るかの如く客観的に著者の物語を観れたのです。感じたのです。
ここまで違う世界を見せてもらえるとは。
読書の収穫を喜ばずにはいられません!
読み終わった後は本の内容について考える、つまり内容を消化するという作業がいつもはあるのですが、今日は、
「何故自分はこの本を手に取ったか?」
という点に。
ブックオフで108円で売っていたからなのか、
綺麗なお姉さんを近くに感じたいと思ったのか、
はたまたモデルになりたいという願望が自分の中にあったのか。
ダメだ。分からない。
この未熟な僕には分からない。
そう、僕は「読者失格」です。