蓋が鍋の内側に落ち込んでいるスタイルに憧れと郷愁がある。

ごくごく幼い頃ガスコンロの上で噴いていた文化鍋。こんなやつ。使い込まれてつまみが半分壊れてた。

が、しかしアルミ鍋はアルツハイマーの原因になる危険があるとのことで欧州では製造販売が禁止されているので熱伝導が捨てがたいけどやめておく。

似たようなの見つけた。丈夫で薄くて軽い鋳鉄。その名もダクタイル鋳鉄。粘りがゆえに薄く作ることができるのだとか。鍋シリーズの名はフェラミカ。いや名前が悪すぎるしょ。Ferrum鉄からきてるのはわかるけど。

そしてダクタイル鋳鉄は熱伝導が普通のものよりは実は悪いとかいう話もきいて好きだけど買わない。これは15cmの 大きいのもある。19cm無くなってしまい残念。カワイイ。誰かくれたら大切にする。いつか自分がくれるかもしれない。この段差。カワイイ…

 

あと蓋が内側にはまっている炊飯鍋といえば言わずとしれたシャスールのコクエル ライスココット 16cm2合炊き

日本にはないけどコクエル真っ黒バージョンもある。

黒いのいいなあ。なぜ日本のシャスールは男前の真っ黒を出さないのだ。

どんな食卓にもあうオールマイティーな黒。

かっこいい黒。美味しくみえる黒。

美しい色のホーローをぶつけてハゲを作った時、誰にもぶつけられない大きな悲しみとやりきれない💢が生じるけれど 黒を選んでおく目立たなくて悲しみ度合いも低いのだ。いろんな色すきだけど。

コクエル使ってみたいなあ。もしも蓋がカタカタしてもストウブヴィンテージ使う時みたいにWeckのクリップをかませてほんの少し隙間を作ればいいかもね。(過去投稿参照)ヴィンテージ20cm↓

私が所持しているのは12cm. 

20cm↑はドームの形もう少し丸い方ががすきなのと大きさ的今の私には不必要。沼の住人としてはちょっと欲しいけどどうせ大きいのなら

 

↓これがいい。知られていないけどシャスールはこんなものも作っている。Chasseurが買収し併合した会社がもともと作っていたシリーズなのかもしれない。ヴィンテージの香りがする色とデザイン。

鍋の蓋の嵌り具合が深いのがめっちゃ炊飯鍋風♡

蓋のドーム具合が二段構えのドーム型でいかにも水滴が鍋に戻っていきそう。つまり蓋の段々が裏にも同様についていたら取手の近くの内側の円で一回凝結した水が落ち、外周の縁から戻る二段構えなのではないかと♡

つまみが一体型で黒い艶のあるホーローがなんとも美しい。(そして絶対に蓋と鍋の縁がカチンと出会って欠けるデザイン💦)

20 24 28cmの展開。16cmがあればなあ。16はコクエルとバッティングするから作らないだろうなあ。

シリーズ名はInvicta の Bistrot Caserole ビストロ鍋。値段は20cm95ユーロ 24cm125ユーロ 28cm145ユーロとかなりお安い設定になっている。このお鍋を噴かせて真っ白いご飯を炊きたい(いつも大麦いりだけど)このお鍋のためにご飯をせっせと炊きたい(何回分よ)

黒は白いパリパリがめだつなーとか言いながらかぱっとあけてご飯をひっくり返してあげたい。

 

 以上蓋が内側にはまり込んでいる 鍋。欲しいなあ…かわいいなあの呟き(長いよっ)

 

 

蛇足

驚きなことにドイツのChasseurのサイトには傘下?製造 InvictaシリーズにはまるでStaubな形のものも存在する。

 

 

 

20cmで2.5lストウブより少し多め。102ユーロ。オーブン耐熱温度は220度。32cmまであり256ユーロ。安い。

(シャスールのサブプライムシリーズもみな220度とかいてあった。知らなんだ。少し低くない?)

残念ながら蓋裏の写真が一つも存在しない平たいということは当然ぽちぽちがないと凝結した水を集める取っ掛かりがないからおそらくぽちぽちピコ付きなのではないだろうか。

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あと炊飯鍋とは関係ないけど 本日の青いお鍋

シャスール オーストラリアのサイトにて。大きめのしかないけど。ふつくしい。