YAMAHAアンプはノイズ再発待ちと想定部品到着待ちなので、まだ未掲載のアンプについて紹介します。
真空管プリメインアンプ、Triode(トライオード)のKT88プッシュプルアンプ、(TRV-88SER)で、知人から真空管交換を頼まれたものです。
写真でお分かりの通り、左から2本目が背が低いKT88なので、「同一種に統一してくれ」との依頼でした。
真空管ソケットは良質です。
差し込み真空管の名称が書かれてるのも親切です。
カバーをかけるとこんな感じです。
内部の配線もきれいに仕上げられています。
バイアス調整は、基板にまとめられ作業性は良いです。
また、調整用ボリュームも良いものが使用されています。
リモコンで音量ボリューム調整ができます。
左から2番目が、リモコン受光部です。
ボリュームは、モーターで回転させる方式です。
リモコン用制御基板です。
なぜソケットを採用してるかわかりません。
プリメインアンプですから、フォノ入力もあります。
フォノイコライザーは、半導体回路です。
基板はブラックの鉄板の中なんですが取り外しの方法が見つからず、、(取り外しのネジが見当たらない)、文字通りブラックボックス化されてました。
さて、肝心の真空管交換の後は、バイアス調整が必要です。
調整ポイントを、350mVに合わせます。
交換後の動作確認。
お楽しみの試聴です。
私の所有アンプ、300Bシングルアンプとの相対比較です。
トライオードの方が、明るい印象です。
真空管が新しい事や、プッシュプル構成なども、あるかもしれません。
以上、ご紹介でした。