今までありそうでなかった楽器を見つけ購入しました。

電子リコーダーです。

2022年の6月に発売されたようなので、まだあまり出回ってないのかも・・。

リコーダーの大きさです。

名称は「エレフエ」、、、エレキの笛?

日本でしか通用しない名前です。

頭部のスリット部分にスピーカーが内蔵されてます。

 

その裏側には、10種類用意されてる音源の選択や音量などを設定するボタン類と表示器。

 

なかなかよくできていて、吹き込む息の強さをセンサーが検知して音量が変化します。

うまくするとビブラートもかけれます。

 

標準(何もしなければ)では、「C菅」ですが、移調機能(トランスポーズ)があって、「G管」や「F菅」相当で使用できます。ただし、細かな周波数チューニングはできません。

 

指使い(運指)も選択出来て、リコーダーを演奏したことが有れば、簡単に使えます。

とにかくよくできてるし、実用になります。

 

な~んて、メーカーの回し者のようですが、本当によくできてると感心しました。

・・・・と、ここまでは、ネット検索すると他の方も同様の事を書かれています。

 

ここからは、あまり出回ってない画像。

 

分解しました。(ねじ止めなので元に戻せます。)

魚の開きみたいに分解できます。

 

スピーカーは手前の黒い箱に入ってます。

ボックスに入ってる・・いい仕事してますね~。

 

タッチキーです。

押さえるところに穴が無いので、多少わかりにくいかもしれませんが、まあ、、慣れで解決するでしょう。

 

ここが、息の強さを検出する部分です。(下のパイプ側)

吹き込んだ息は管で2方向に分岐していて、上のパイプは、吹き込んだ息と温かい息での結露などを逃がしています。

今の寒い時期ですと、結構水滴となって流れ出てきます。

 

信号音の外部伝送として、ブルートゥース ミディ(BLE MIDI)が利用できます。

右端のチップの乗った基板が、それですね。

 

さて、そのBLE MIDIは、I-PadやIPhoneだと簡単に処理できるようで、エレフエの取扱説明書を見ても、それらを対象にした書き方がなされています。

 

ネットを探してようやく見つけたのは、Androidのタブレットやスマホを利用する方法です。

まず、BLE MIDI通信は、「bluetooth midi connect」アプリで可能になりました。

 

音源は、「rockrelay synth fm」アプリで対応します。

 

ただ、確かにこれらのアプリで、エレフエに内蔵されてる音以外の音色を楽しめますが、音の遅れが有ります。

比較でタブレットを変えてみると高性能だと、遅れも少なくなります。

でも、音楽演奏を楽しむにはイマイチです。

試す環境は持ってませんが、やはりI-Pad,IPhoneでないとダメなのでしょう。

 

以上 一気に書きましたが、演奏が楽しめる楽器に仕上がってると思います。

興味のある方にはお勧めです。

 

【参考:販売会社のHP】