性能確認しました。

 

1.電源電圧

入力電圧 AC85Vぐらいでも、出力はAC100V(無負荷時)になりました。

瞬間的に変動した場合の追従性については、確認してませんが、無負荷状態ではAC100V付近で安定的に出力されます。

 

2.負荷変動

(1)60Wはんだごて

100Wまでの定格ですので、60Wの「こて」を負荷にしました。

簡易電力計では、48Wの電力消費のようで。。。

出力波形はきれいです。

※電源の入力波形(いびつなサイン波)は↓を参照

 

 

(2)アンプを使用

JOB150を接続しました。(音を出してない状態)

 

このアンプの事は↓参照

 

 

 

 

なんと、無音状態ではほとんど電力消費が有りません。

 

しかし、出力電源波形のわずかな崩れが生じています。

 

JOB150への電源供給によって、影響を受けたようです。

他にもプリアンプ(Accphase C-200X)に電源供給しても、ほぼ同様な波形崩れが有りました。

 

この装置へ供給される入力電源の波形をきれいなサイン波にして出力することはできても、接続機器(アンプなど)側からの影響は改善できないようです。

はんだこての時は、ニクロム線ヒーターであり純抵抗的な負荷なので、影響を受けないで、きれいな波形になったのだと思います。

 

3.過渡特性

60Wはんだこてをつないだままこの装置の電源スィツチを入れたとき、安定した電圧になるまでの状態を観測しました。

おおよそ、150mSぐらいかかるようです。

 

この影響は無視できない場合(アンプ誤動作等)があるのでまずは、この電源のスイッチを入れて電圧が安定してから、アンプ側(この場合は、はんだこてですが)のスイッチを入れたほうがよさそうです。

 

次回は、電源周波数変更について・・・。