前回は、MCカートリッジ用ヘッドアンプ基板が黒焦げ状態に(見えたので)、その基板電源を切断しました。

ところがまだ、変な個所が有ります。±40V電源に発振が見られます。

↑電源端子をオシロで見ます。

 

↑発振してます。

↑拡大すると14MHz付近です。

可聴周波数帯ではないですが、アンプと音に悪影響が及びます。

 

発振源は、MMイコライザ基板でした。

基板への電源ラインを切断しました。

これで、MC,MM両回路が切り離されたことになります。

あらためて電源ラインを確認するときれいな状態に戻っています。

 

この状態では、レコードは聞けませんがCDは聞けます。

同じ薄型プリアンプの Techinics SU-A4と比較試聴です。

  ◆SANSUI CA-F1  厚めの音かな

  ◆Technics SU-A4 スッキリ明る目

とにかく両機の違いが良くわかります。

 

↓試聴風景

 

これで、前回紹介した とうやさんのブログに書かれてるような現象は出ないはずです。

MMイコライザ基板からの発振が、元凶だったのでしょう。

 

さて、この後修理どうしたらよいモノか?

たぶん部品ないだろうな~。