いわゆる OLDMUND です。
最近のモデルはとても高くて手が出ないのは勿論ですが、古いMUNDの造りの良かったところを少しご紹介。
所有しているのはMIMESIS 2の初期モデルです。
最近のモデルと違いデジタル制御部分が無いのでCPUなどもなく、アナログでシンプルです。 全面半田の付いたレジストの塗布されていない基板。
MARK LEVINSON NO.26Lも同様の仕様ですが、何か利点があるのでしょうか。
初期のモデルはメインボリュームにPenny and Jilesのものが使われています。
それ以降はメーカーはわかりませんが黒く四角形のものが使われています。 MIMESIS 7と同等のものかもしれません。 このボリュームの使い勝手やタッチは別格です。
また、ピンジャックはWBTのものです。
やはりこれ以降はコスト重視なのかメーカー刻印のないものになります。
今のGOLDMUNDでは考えられません。
それと使用されているTO-92タイプのトランジスタの背中に3本線のマーキングが見えます。
勘違いかもしれませんが特性を揃えているとか何か管理しているのでしょうか?
それらのモジュールは金メッキのシールドに覆われていて目立つようになりました。
恐らく透明度などはバージョンアップにより音は良くなっていると思います。
でも、古いものにはこんないい部品を使っていたりするのです。
コストダウンだけでないことを望みたいです。
MIMESIS 2は後継機に2aと2+があります。