「ツレうつ」の略称でおなじみの漫画「ツレがうつになりまして」。

 原作者自身の経験が元の漫画が、NHKで45分の全3回でドラマ化し、

 うつ病と向き合う話の9ヶ月前放送だった再放送の今日は最終回でした。


 主役の藤原紀香と「ツレ役」原田泰造、よく演じてくれて、なかなか感動、共感するドラマでした。


【Tema Purissima/大貫妙子】



 
 様々なブログでも、ご自分の闘病記や、うつで苦しい時の気持ちを吐き出している記事、

 どうしていいかわからない気持ちを、わずか数行にしたためている記事にも、ときどき出会います。


 勝間和代さんのように、完璧に成功した人生を送っている人や

 政治家さんたちには到底縁のないことでしょうが…。


 もはや自分のことを「うつ病です」と言っても、恥ずかしいことはない時代。

 そうは言いながらも、会社は理解して採用するか、

 病気の理解と、面倒甘やかしの境目がまだまだ曖昧です。


 うつになってしまったり、身近な人がなってしまって付き添うことになった時に、

 そういう人たちの気持ちがわからなければ、むしろ時代遅れの人ということかもしれません。


 あの成功者の笑顔、今後も充分幸せに生きられると思っていた加藤和彦さんですらそうでした。


  それを支えてあげている人には、それなりに社会的評価、報酬、支援がなければ、

 思いやりを持って支えてあげようとする人たちの、貴重な気持ちも充分に活かされずに、

 そして人として生まれた大切な命も…、生かされずに終わってしまうと思うのです。


 うつ病になってしまった「ツレ」は、どうすれば治るのかを探して、いろんな本を読みますが、

 人それぞれ症状や生活環境が違い、他人の体験記はどれもあてにならいことを知ります。

 
 「家族や周囲の支えが絶対必要です…。」と書いてある多くの本は、

 それがなくて困っている人には、むしろ絶望的な言葉の本に感じるでしょう。

 
  このドラマでは1つのヒントとして、「あ・と・で」の3つが挙げられています。

   あ  焦らない。

   と  特別だと思いこまない。

   で  できそうなことが見つかったら少しづつはじめて見る。


 
 このヒントと大貫妙子さんの歌声とともに、

 うつに悩む人たちが、少しでも癒された気持ちになるようなドラマだったと思います。


 
 3月はもっとも自殺者の多い月ということで、この再放送があったのでしょう。

 ライフリンク代表の清水康之(しみずやすゆき) さんも毎日活動されています。


 勝間和代さんの「ポジティブシンキング」や「成功する人生戦略手帳」…以前の問題だったり、

 藤岡弘さんの「サムライ魂」「愛国心」だけでは、どうにもならないこともあります。


自分が生きてきた過去を振り返れば、みんなが「自分はすごい!」と思っていいと思います。



  自分はたぶん、

    「スポーツや運動をすることはいい」 

    「何かで認めてもらえることはいい」 

    「どうにかなるさ…という気持ちは大切」


      この3つは間違いないと思っています。


  それできょうも、そこそこ幸せに、そこそこ辛い日を生きています。


 この曲は大貫妙子さんの「Purissima」(88年)に収録されてる曲で、

 03年に出た2枚組ベスト盤「大貫妙子ライブラリー」にも収録されています。

                             おわり