先日の記事【おべんとうの話(10/9)】で、僕がよく聴いてる
ラジオ番組に、医師で作家の鎌田實(かまたみのる)さんが
、ゲストに来られた時のトークが聴ける、
ポッドキャストの記事というのをやってみました。
まずは、その鎌田實さんが毎日更新されてるブログ、
「日刊・鎌田實 なげださない
~がんばらないけどなげださない・生きるヒントがいっぱい」
―をご紹介しておきます。
http://kamata-minoru.cocolog-nifty.com/
健康、政治、介護、読書感想、公演会の模様、地域医療活動、グルメ・・・、
どの日記も大変内容が充実していながら、
それでいてご本人が書きたいことを書かれています。
とても勉強になり、自分たちの世代が問題意識を持つべきこと、
取り組まれてきた実績もいっぱいです。
「鎌田實 の がんばらない健康法シリーズ」
09年6月25日 などもありますよ。^^
http://kamata-minoru.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/16-85f1.html
さて、その鎌田實さんが、香川県綾南町立滝宮小学校の先生・
竹下和男さんという方と対談された本があり、
中でもその竹下和男先生の有名な著書が、
「“弁当の日”がやってきた―子ども・親・地域が育つ
香川・滝宮小の食育実践記」という本であります。
自分、これでも
「野菜のソムリエ・ジュニアマイスター」の民間資格を持っておりまして、
この件について、もうちょっと詳しく知りたいと思ったので調べてみました。
この竹下和男先生こそが「弁当の日」の提案者・実践者で、
5、6年生が月1回、子供が自分で献立を考え、
材料を買いに行き、親は決して手伝わず、
自分の弁当、家族の弁当を作るという授業をされています。
それが今では、食育の一環として
全国100を越える小中学校へ広がっているのだそうです。
「弁当の日」の目的、六つの夢。
1 「一家団欒の食事」が当たり前になる夢
2 食べ物の「命」がイメージできるようになる夢
3 子どもたちの感性が磨かれる夢
4 人に喜ばれることを快く思うようになる夢
5 感謝の気持ちで物事を受けとめられるようになる夢
6 世界をたしかな目で見つめられるようになる夢
そして先日のトークで少し紹介されていた、
竹下先生の「訓示」とともに卒業生に証書が贈られます。
~あなたたちは「弁当の日」を(5、6年生の)二年間経験した卒業生です。
・食事を作ることの大変さが分かり、家族を有難く思った人は、優しい人です。
・手順良く出来た人は、給料を貰える仕事についたときにも、仕事の段取りのいい人です。
・食材が揃わなかったり、調理を失敗したりしたときに献立の変更が出来た人は、工夫が出来る人です。
・友達や家族の調理のようすを見て、技を一つでも盗めた人は、自ら学ぶ人です。
・こまやかな味の違いに、調味料や隠し味を見抜いた人は、自分の感性を磨ける人です。
・旬の野菜や魚の、色彩・香り・触感・味わいを楽しめた人は、心豊かな人です。
・一粒の米・一個の白菜・一本の大根の中にも「命」を感じた人は、思いやりのある人です。
・スーパーの棚に並んだ食材の値段や、賞味期限や原材料や産地を確認できた人は、賢い人です。
・食材が弁当箱に納まるまでの道のりに、たくさんの働く人を思い描けた人は、想像力のある人です。
・自分の弁当を「おいしい」と感じ「うれしい」と思った人は、幸せな人生が送れる人です。
・シャケの切り身に、生きていた姿を想像して「ごめん」が言えた人は、情け深い人です。
・登下校の道すがら、稲や野菜が育っていくのを嬉しく感じた人は、慈しむ心のある人です。
・「あるもので作る」「できたものを食べる」ことが出来た人は、たくましい人です。
・「弁当の日」で仲間が増えた人、友達を見直した人は、人と共に生きていける人です。
・調理をしながら、トレイやパックのゴミの多さに驚いた人は、社会を良くしていける人です。
・中国野菜の値段の安さを不思議に思った人は、世界を良くしていける人です。
・自分が作った料理を喜んで食べる家族を見るのが好きな人は、人に好かれる人です。
・家族が手伝ってくれそうになるのを断れた人は、独り立ちしていく力のある人です。
・「いただきます」「ごちそうさま」が言えた人は、感謝の気持ちを忘れない人です。
・家族が揃って食事をすることを楽しいと感じた人は、家族の愛に包まれた人です。
なるほどねえ…!
滝宮小学校では、こうして子ども自身の
「お弁当作り」を通して「食育」を学んでいます。
しかしこれは、子供自身がお弁当を作ったから、
特別に誉められるというわけではなく、
日頃からこのような気持ちでお弁当を作られている、
お母さんたちにも同じことは言えるでしょう。
たぶん詳しいことは、さきほどご紹介した著書の、
「“弁当の日”がやってきた―子ども・親・地域が育つ
香川・滝宮小の食育実践記」に書かれていると思います。
この鎌田實さんのブログを読んでると、
どんどん話が広がってしまうなぁ…。^^;
おわり