子離れの準備ができておらず…✿

先週やっと、長女の就職が決まりました。
娘の希望している職種です。
ほんとうに、嬉しいことですが、はっと気づいたのです。

私、自分のことに精一杯で、娘と離れるということを
真剣に考えていませんでした。

はねっかえりな娘との生活は、「コノヤロー！」と思ったこともしばしば。
それらの反抗的態度も、私たち親の愛情を強く求めていての行動であることも
よく解っていました。

最初の赴任地は、なんと「島」。
その島々には友人たちも赴任するので、
船で行き来するんだ～、と本人も友達も至って元気です。

2年しないと都内に戻れないなんて…
私はというと、これまでの楽しい家族との思い出がぐるぐるしてしまって、

動揺を隠せず、ふとした瞬間にほろりと涙がにじんでしまいます。

考えてみると、私の親は、どうやって私を送り出していたのか。
若かったあの頃未来を見つめていた私は、

親の気持ちまで思いやることもなかったのですね。