F1速報 総集編 2023 & 2023シーズンの感想
今年もレッドブルのシーズンでした。
特にチームとしては22戦中21勝
フェルスタッペン個人でも1シーズン19勝&10連勝の新記録
と、おそらく今後破られることのない大記録のシーズンとなりました。
しかしこういう歴史的なシーズンは、後から振り返ると『すごかったなあ』とか思えるのですが、リアルタイムでの実感としては1強9弱のつまらないシーズンを見せられちゃってる感覚で、選手権争いやレースとしてはあまりおもしろいとは言えない(泣)
個人的には終盤戦の角田選手の活躍で溜飲を下げさせていただきましたが、正直メキシコGPでの大チョンボで、あのレースを見た後は応援する気が失せてしまい、一度は角田選手に対して見切りをつけてしまいました(エンジン交換ペナルティ無しでの角田選手のメキシコGPを見てみたかった気もする(泣))
しかし、その後のサンパウロGPにてアルファタウリ初のスプリントレース入賞となる6位入賞。
アブダビGPでは予選自己最高の6位から日本人2人目のラップリーダー&日本人初のドライバー・オブ・ザ・デイを獲得しての8位入賞と、彼自身にとっても記録づくめの好レースを見せ、失敗を糧としてドライバーとしてワンランクUPしたような雰囲気さえ漂わせたように思います。
結果的にはコンスト7位に一歩及ばず、図らずもメキシコGPでの角田選手の無謀っぽいミスが悔やまれることにはなりましたが、これでまた来シーズンも角田選手を応援せざるを得なくなってしまいましたね(笑)
その他にはシンガポールGPでのシーズン唯一のレッドブル以外の勝利が、棚ぼたではなくてフェラーリ&サインツの完勝劇だった事。
このレースではレッドブルが箸にも棒にもかからないレースを演じてしまい、リタイアしなければ全勝していたであろう1988年のマクラーレン・ホンダがいかに偉大だったのか改めて思わされたシーズンでもありました。
12年振りに0勝に終わったのにコンスト2位を確保したメルセデス。
やっぱり勝てそうで勝てないノリス&スプリントのほうで初優勝しちゃったピアストリのマクラーレンの後半戦での大躍進。
フェラーリじゃやっぱりダメなの??
と思わせながらも終盤戦にて本来の才能を見せ、帳尻を合わせてきたルクレール。
そして今シーズンの序盤戦を多いに盛り上げてくれたアロンソの復活。
レッドブル1強の中でもそれなりに盛り上げてくれる要素のあったシーズンだったかな?
2010年以降ほとんどのシーズンでレッドブルかメルセデスの圧倒的優位のシーズンばかり見せられているようなF1ですが、そろそろ他のチームからチャンピオンが誕生してほしいところではありますが・・・
来シーズンは角田選手に期待しつつ、
ホンダへの恨みか、ただのアジア人蔑視かわかりませんが、毎度〃〃角田選手を華麗にスルーするクリスチャン・ホーナーがフェルスタッペンの相棒候補に角田選手も加えなければならないくらいの活躍と成績を残して欲しい!