テスト~マクラーレン フォードMP4/1C シルバーストーンテスト 1983 S.ベロフ | いたちんのtake it easy

テスト~マクラーレン フォードMP4/1C シルバーストーンテスト 1983 S.ベロフ

羽生選手や高梨沙羅選手の不運。

平野歩夢選手の完璧な演技や、小林陵侑選手の見事にオリンピックにピークを合わせて来たかのような金メダル獲得と、悲喜こもごものドラマが続く北京オリンピックですが、それ以上に会場の不備や審判の疑惑のほうに目が向いてしまうのが残念なところ・・・

韓国もそうですが、中国も同じくらい『ホームアドバンテージ』が過ぎる感じがしますし、設備等も中身より見栄え重視の見栄っ張りという感じがしてどうも信頼できません。

日本と同じアジア、それも『東洋』という括りの中の繋がりのある国だけになんとも残念(泣)

 

そんなオリンピック期間中ですが、当ブログは相も変わらずのミニカー紹介です。

PMA(ミニチャンプス)1/43

マクラーレン フォード MP4/1C

カー№8 S.ベロフ

シルバーストーン テスト 1983

カスタム(オリジナル)台紙

テストとは言え、あのベロフがマクラーレンのマシンに乗っていたという事実に思わず購入してしまったミニカーです。

シーズンの実戦ではやや苦戦したものの、西アメリカGPではワトソン&ラウダコンビが予選22位、23位という絶望的なスタート順位から1-2フィニッシュを果たすという歴史に残る大逆転レースを見せたマシンでもあります。

最近のF1はテストも少なく、オフシーズンの情報や東スポ並みに信憑性の低いネタもほとんど無く静かな文字通り『オフ』となってしまっていますが、当時は金のある有力チームはガンガンテストを行っていて、そのついでに有望な若手にも唾を付けていたもんです。

翌年の雨のモナコGPで、マクラーレンのプロストを追い詰める事になるセナとベロフが同時にこのテストに参加していたのがなんとも・・・

マクラーレンに先見の明があったと言うことでしょうか。

MP4/1Cは現在のマシンの基本設計にも名残を残す、バーナードの偉大な発明『コークボトルボディ』の元祖ですが、

太さ細さはともかく、、そのリアへ向けての絞り込みラインが現在マシンっぽい感じで何気に個人的なツボ。

今ではドイツ人ドライバーもシューマッハ兄弟やベッテルといった歴史に名を刻むほどの名ドライバーが多く排出されて、F1でのドイツ人ドライバー斜陽の時代の中での有力株だったベロフの存在も霞みつつありますが、オールドファンには根強い人気を誇るドライバーですので、是非ティレル・ルノー等も発売してもらえればなあ・・・