わたしが求めている静岡(市)のジオパークというものは、プレートが沈み込む地球のエネルギーが生んだ静岡の大地について主張しています。そうすることで静岡(市)の特徴的なジオ(GIO:大地)を差別化し特化できると考えています。

 

 

 わたしの行動の発露は、住んでいる家の隣接地にある水道の配水タンク敷地の真下に、新説としての糸魚川静岡構造線、現在は十枚山構造線という名前ですが、この断層があることに危惧をしているからです。もう一つは住んでいる周辺の丸子の地質学狭い範囲に取り立てて面白く特徴的ですので皆さんと共有したいという思い。

 

 いくつも望みがあるから、経済的メリットもなく、支出の多いボランティア活動をしています。わたしは旧東海道を歩く旅人に、せっかく丸子に来るんだからこの面白いジオ:大地についての物語を持っていって欲しいと望んでいます。地質学上のセンターラインを跨ぎ、その双方で全く違う大地の成り立ち、本州を形作った大切な切断断層、断層に関わる痕跡等々、せっかく遠方から来たのですからお土産話の一つくらいお渡ししたいと思ったおせっかいな気持ちがキッカケです。

 

 そして何より大切なのは子供達へのギフトを考えていますが、それは特別な静岡(市)という大地に暮らしていることが一つのシビックプライド(地域貢献、郷土愛)に繋がらないかな?という思いです。このプレートの沈み込みエネルギーで受けた恩恵を語ることがないので。このエネルギーのデメリットは地震で、それは何度も起こり、大地に記録されています。地震は避けられません。いつか必ず起こります。

 昔深い海の底にあった南アルプスの赤石岳は3120メートルあり、そこまで隆起したのは、繰り返し起こった地震の影響でもあるのです。

 

 そう、わたしのいうジオパークの対象は、プレートの沈み込むエネルギーで起きた地形変化ですから、当然そのエネルギーで隆起した南アルプスは対象です。

 

 梅が島の大谷崩も隆起の影響で崩れやすい地形になったところへ、地震で崩れだしましたから、対象です

 

 梅が島の金山ももちろん対象です。梅が島などの温泉もプレートの沈み込む力で生まれた熱ですから対象です。

 

 安倍川はとても急流ですが、これも隆起の影響ですので対象です。

 

 わたしは丸子地区を楽しんで研究してきましたが、ここは一つのジオサイトであり、ジオパークの全てではありません。

 

 細かいことを言っても大変ですが、大崩れ海岸も重要なサイトです。

 

 賤機山を代表とする尾根は現在糸魚川静岡構造線と称される断層で隆起しているので対象です。賤機山は静岡の名前の由来にもなってますものね。賤機山の尾根の隆起とセットになってる沈降部分の浅畑沼も対象です。隆起と沈降はセットです。

 

日本平ももちろん隆起の山なので対象です。八幡山、谷津山という静岡平野にある山は瀬名の梶原山までの一つの尾根でして、ともに隆起しているので対象です。こういう形状を沈降山地と言います。

 

 静岡平野全体も対象です。登呂で特徴的にわかりますが、全体の隆起の痕跡があります。

 駿府城は現在の糸静線の真上にあり、この断層の影響で隆起してできた微高地にあるのでもちろん対象です。

 

 龍爪山は東に現在の糸魚川静岡構造線、西に十枚山構造線の範囲で地面が裂け、落ち込み、そこにマグマが上がって出来た火成岩の龍爪層群で、とても大切な場所です。

 両河内、ヤマセミの湯の奥に塩坂邦雄先生により発見と、学会発表した現在糸魚川静岡構造線の天然露頭は、メインの対象です。ここが天然記念物になればと願ってます。この天然路頭はたくさんのことを私たちに語りかけてくれています。

 河内の大石も対象です。安政地震の翌年の土石流で流れて来た大石。石自体が龍爪層群の火成岩で、最初は地震の影響で割れたんでしょうね。キット(調べてませんが)

 

 三保はどうでしょうか。プレートのエネルギーに関係してないですが、大切なジオですので対象です。また、理由を付加できればと思います。

 

 蒲原などの富士川河口断層は対象です。現在活動している糸魚川静岡構造線活断層に当たると考えています。地震山の遺構や、隆起に伴って富士川が東に動いた痕跡があります。世界的にも隆起の変異が大きく確認できる、地球のパワーを感じられます

 

 静岡市を超えても問題はありません、プレートの沈み込むエネルギーを軸にして考えた時に富士山はそのエネルギーでできた火山で、富士五湖もなんならその影響でできてます。

 

 箱根も伊豆もジオパークになってますけど、同じプレートの沈み込むエネルギーの影響が強いですね。なんならわたしの思うフォッサマグナもそちらに仲間に入れてくれないかしら。と思ってます

 

 駿河湾も対象です。フォッサマグナと称していますけど、静岡市から概ね千葉まで大地は避けた、その区域。裂けた原因はプレートの沈み込んだ地球の力。その裂けた痕跡が駿河湾

 

 私たちがフォッサマグナと呼称しているのは単なるエリアのことではなくて、フォッサマグナができていく物語を含んでいます。ですから、フォッサマグナの範囲外の南アルプスも対象になりますし、フォッサマグナの対象エリアのあらゆるプレートのエネルギーが関係していれば対象です。そしてフォッサマグナの西縁断層は大切な宝物です

 

 

 基本的に地学の分野はわたしは門外漢で八年教わっているに過ぎません。ただただ自分の住んでいる丸子が面白いなーと思ってます。知識の基準は塩坂先生に教わってる物としています。わたしも色々読んで知識を広げてますが、本や研究者によって見解が違うものがありますので、いろんな説は説で受け止めますが、基準は上記の通りです。

 わたしの専門分野はイタチ科ペットのフェレットを栄養管理する、分子栄養学を1998年から学んでいます。そのわたしの専門分野でも研究者によりいうことは違うし、全体で見解が改まっていかこともしばしばです。ペットの健康は結果が全てなので、結果が良いことが正解で、いろんなご高説も結果が伴わなければ、誰が言っても無駄だと判断しています。その中でいわゆる専門家と言われる獣医師の見解や、本や論文も結果を軸に判断すると、わたしなりに見解はキチンと持っています。フェレットの仕事は30年やって経営してるので、この専門分野では自負があります。

 翻って地学やフォッサマグナの話は何が正しいのかわたしには全く判断つきません。いろんな説や解釈が存在しています。明らかに間違えだなーというのもわたしにはわかることもあります。素晴らしい大学の教授であろうと後年誤りがあったり、それは違うぞ!という明確な事象があっても、有名な大学の発表だからとなかなか覆らなかったりしてます。学説が改まるまでには時間がかかるのです。

 ということで、地質学について個人的にわたしは何が正しいのか判断できませんので、学説として色々受け止めますが、正誤の判断は塩坂先生のものに依存することに決めてます。

 あらゆる新説や解釈は正しい理解が生まれるための種です。わたしが欲しいのは真実の正しい解ですが、まだ地質学も固まった学問ではなく、研究途上です。出てくるいろんな説を楽しんで聴きながら、地球の成り立ちに履歴書を一つ一つ書き込まれていくことを楽し見にしています。

 地球の話はわたし的に面白いです。ダイナミックにとても長い時間をかけて出来上がってきた大地。それを紐解いていく科学者たちの見解を聴いていると面白いです

 

 わたしのこの活動は、静岡へ対する恩返しと、子供たちへの恩送りのためにやってます。個人的に面白いからではあるんですが