す突然ですがCB250Rとお別れする事になりました。



惚れ惚れするスポーツ走行性能で、ネオクラシックの外観、何にも不満の無い素晴らしいバイクでした。ロングツーリングしても尻のひとつも痛くならない。軽くて何でも出来る自由自在なバイクでした。


しかし何故か最近乗る機会が減ってきてしましました。おそらく乗る都度、自身への気合い入れが必要なバイクなのかな、と自己分析しました。

そこで次はスポーツ系より、少し気楽に付き合えるモビリティ寄りの車種を検討してみることとしました。



Ducatiスクランブラー sixty2




何故かバンバン200を連想してしまうバイク。

このL型空冷ツインのデスモドロミックの音がたまらなくいいです。

以前は価格高騰で驚きの値段でしたが最近は少し落ち着いた感じでした。でもまあ高いですがそれだけの造形美、音、歴史的価値を感じます。

でもモビリティというより、どちらかといえば趣味性が強いですよね。

一度興奮で沸騰した心をしずめ、冷静に検討した結果、今回は見送りすることとしました。




JA60クロスカブ

モビリティの筆頭であるカブです。

排ガス規制のユーロ5に対応するため、本来遅くなるはずがメーカー努力で逆に速くなった、と評価の良いこのバイク。

おそらく乗って何の不満もないでしょう。しかし、ドゥカティのような思わず前のめりになってしまうような刺激がないのも事実。好きな黄色が無くなったのもあり、どうしても購入までは気持ちが盛り上がりませんでした。





CT125ハンターカブ



偶然見たナナカンパニーさんのサイトにひとつ前のJA55が中古で売られていました。しかもかなりお安く。


仕事帰りに見てみたいと連絡したのが、たまたま物件掲載初日の一番手だったらしいです。

仕事帰りにお店に着いた頃には、全国から凄まじい数の問い合わせが入っていたそうです。

そんな運もご縁で、次のバイクこれにしてみる事に決定しました。




何よりカブの聖地ナナカンパニーで購入できることの価値は大きいと感じます。この7のステッカーは神々しささえ漂います。


納車されて走って、まず私が何を感じたか?ですが、、、めちゃ遅いということです。


正確には、80kmまではアクセルに対するレスポンスが良く、トルクでグイグイ加速します。でもその先は加速力がなくなり、ただ回転が上がるだけ。


カブの夢である3桁の速度域もこいつは全く届きそうにありません。その点C125は別格でした。

正直この時は失敗したかも、、とかなり不安な気持ちになりました。




しかし、その後、砂利道、水たまり、落ち葉の道と通勤ついでにいろいろな路面を試してみましたが、先ほどまでとは逆にその走りの良さに驚かされました。全く恐さを感じません。


いつの間にかヘルメットの中でニコニコが止まりません。この個性強めのバイクは頼もしいパートナーになってくれるに違いありません。



あとの問題は、カスタムでどうにかしていくしかない。

ということで、何度か通勤に使ってノーマル状態を体に染み込ませた上で、小さなカスタムを試してみました。




話題のモトDXプラグです。


結論として、プラグ1本でここまで変わってしまう経験は初めてでした。全く別のバイクになります。


素直な感想としては、

●エンジンの振動が50%無くなります。

●低速域の過剰なレスポンス(ギクシャク感)が無くなります。

●回転数を上げるとそれまで聞いたことのないエンジン音に変わります。


ということでしっかり確認したいと思います。



今日は国道23号線を使い、豊川稲荷まで往復150kmのちょい遠征をしてきました。


検証結果としては、プラス10km最高速が伸びました。クォーンとカン高い吸気音がやる気にさせてくれます。ただここが回らないエンジンのボトルネック、抵抗になってしまっている気もします。

高速域でのアクセル反応はまだ弱いものの、プラグ交換だけで3桁km出たのには驚きです。これお手軽過ぎだろ。



またまたカブ沼、カブ菌にやられそうな予感がしています。