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おつかれさまと言いたい人


日本での「おつかれさん!」

という挨拶的な声掛けを、

英語では

‘Good job!’  ‘Well done!’

と言うようです。

「お疲れ様です」に

文字通り近い意味なら、

‘Thank you 

for your hard work today.’

となるらしい。

(こんな挨拶が日常で

当たり前になっている日本は

まだまだ働き過ぎだ

と述べる記事もありました)


忙しくて疲れても、

お金になって

hard work から抜け出せる

なら良いのですが。

頑張れる人にはさらに

仕事が突っ込まれ、

そうでない人はそれなりに

職場で生息し続けている、

そんな不公平感が潜在する職場

の生産効率が上がるか?

そう気づいて考える人が

何人かいれば、

ブラック企業にはならない。

そう。何人かいないと、

配慮以上の改善は、無理ですね。


家庭でもそうでしょう。

「協力」でなく「協働」が

必要でしょう。

主婦が主に担う家事は、

人によって段取りも仕上りも

さまざまですし、

どこまでやってもきりがない

ような部分もある。

(私は亡き母の

家事の様子を振り返り、

本当にお疲れ様だったと思う。

つい

それを基準に話してしまいます)


家事の適正賃金を算出したら

幾らくらいになるのか。

そんな研究結果はないですか。


専業主婦を

年金法の位置づけで言えば

国民年金の第3号被保険者。

年金保険料を自分では納めないが

第2号被保険者(厚生年金被保険者)

の被扶養配偶者として、

老後は基礎年金を受給できる。

主婦の退職年金のようなものか。

(厚生年金被保険者だった夫

には加給年金、それがやがて

妻の振替加算となるという

仕組みもあるが、詳細省略)

しかし、それらの額だけでは、

適正な退職金とは思えません。


あ、退職金の前に賃金ですね。

主婦としての現役就労中に、

自ら払わなくてよい年金保険料、

扶養している者(夫)が

勤め先から得る配偶者手当、

そして、納税時の配偶者控除、

それらの額の合計が

専業主婦の賃金に該当する額

なら、安過ぎますね。


130万円の壁を越えて、

社会保険料を自らで納める

報酬を得るくらい働けば、

老後に自らの厚生年金を受給

できますが、

それができるくらい働くと、

家事や育児との両立は

楽ではないでしょう。


順序を逆にして。

そんな壁なんかにとらわれず、

一人で男性並みの収入を得て

勤めている女性が、

結婚し、

出産育児、義父母の介護など

を担いながら同じ勤めを

続けておられる事例は、

どの程度あるのでしょう。


私の母のように家事をするなら、

外で働くのは無理だと思う。


もちろん

男性も家事や育児を分担する

としても、

「協力」「分担」という表現で

認識される範囲では無理で、

収入を得る仕事は「共働」、

家庭での課題は「協働」と

とらえる姿勢が自然である

くらいの心構えが必要かと

思います。


そんなご夫婦は多いですか。

離婚が増えて、

今は一定の割合で推移している

のかもしれませんが、

その原因の一つは、

家庭運営の難しさでしょうか。

家計全体の収支と配分を

夫婦が公平に判定する難しさ。

おもしろおかしく離婚の原因を

「性」の不一致と書いている

記事は多いし、

それもあるとは思いますが、

現実はお金の話が多くの原因

ではないのかと想像します。



◆◇

 

 

 

 

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