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おすすめの歴史ドラマ


「必殺仕事人」(2007)で

初めて和久井映見さんが

仕事人の元締で出演されたときの

少しぽっちゃりした艶やかさが

印象に残っていますが、

それはそれとして。


おすすめする歴史ドラマは、

NHKの大河ドラマです。

1年52週のうち

48回ほど放送される真面目な

連続ドラマ枠は今は珍しい存在。


大がかりな合戦シーンなど

画面づくりに凝られている

回ばかりでなく、

むしろ私は、

静かな台詞のやり取りや

人の出入り、絡みなど

皆の思いが変化し発展していく

芝居進行を興味深く見ています。


「どうする家康」ならば、

関ヶ原の合戦に至る前、

武将それぞれの思惑が交錯して

戦を避けられない状態に

関係する皆がはまっていく過程。


放送中の「光る君へ」では、

藤原道長と紫式部となるまひろが

引かれ合い交わっていく周辺で、

朝廷政治の官職を続けるしか

生きる術がない平安貴族が、

階級のしがらみの中で

駆け引きし、憎み哀しみ、

自我や欲が交錯する日常。

それを、現代の私たちが

普通に家族や交友関係で思う感情

で想像をふくらませられるように

表現されています。


(この作文の途中で調べたこと。

どこまでが貴族か、公卿か、

にも決まりがあったようで、

五位以上が貴族、

三位以上が公卿らしいです)


大河ドラマは、

見る側にも知識や興味がないと

見続けられないと思うので、

視聴率が目覚ましく上がる

ことはないかもしれませんが、

一定数、見続ける視聴者は

確実にあると思います。


なお、NHK大河ドラマは、

日曜にBSP4Kで12時15分から、

BSとBSP4Kで18時から、

NHK総合で日曜20時からと

土曜13時05分から、

さらにNHKプラス。

同じ回を週に二三回視聴できる。


これで、

ほかのドラマと同じように

視聴率を測って比べる意味は

少ないと思いますね。



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