Valsesia イタテン発祥の地へ 4 大物を釣る
セジア谷でいきなり大物を釣ってしまった。
Marco Veziaga なんと漁協の会長!
偶然というか運命というのか...
人との出会いとは本当に奇遇なこと。
もし前日に来ていればイタテンで釣っているところは見れたが
釣具屋も日曜日で閉店、ここに食べにくることもマルコに会うことはなかった。
‘‘最近は一昔に比べて川の水も随分きれいになってきて
テーモロ-Temolo-(北ヨーロッパの清流魚)も随分戻ってきたよ‘‘
テーモロは背びれは普通なら赤っぽいがこの谷のはが青いらしい。
ヨーロッパでもValsesiaはフライ愛好者には有名なようだ。
オーストラリアからもこの渓谷に釣に来るらしい。
日本人のフライマンも見たことがあるといっていた。
さすがはフライマン、彼の使っているシルクのフライラインも見せてくれた。
なかな使い込んでいたフライライン、使った後の手入れの仕方まで語ってくれた。
イタテンの話も詳しく教えてくれた。
釣るのは日本と同じ、水面下5cmから10cm。
魚の目の前に毛鉤を落とし目で見てあわせるのが普通。
テーモロは魚の大きく開けた白い口の中が水面下にキラッっと光ったとき合わせる。
竿に昔は竹(笹)が使われていて穂先だけしなりの良いFrassino
(Fraxinus トネリコ)が付け足されていたらしい。
年寄りのイタテン名人の話も...
この爺さん、今でも一本通しの延べ竿を車につんで川まで行くらしい。
竿は長すぎてもちろん車には入らないから、
長ーいアンテナが窓から出して走っていてもすぐわかる。
‘‘爺さんの腕はものすごいよ、一緒に行くと大恥かかされる‘‘
イタテンでも沈む毛鉤を使うことがあるらしい。
馬素を流れに飲ませ沈ませてちょうど魚の目の前で毛鉤を川底から浮かせる。
名人ならではの技だとマルコはいう。
残念なのはもうほとんどValsesianaで釣る人はいないとのこと。
‘‘Valsesianaで釣るのは7人ぐらいだね‘‘
それも一番毛鉤によい時期の5月6月のみ、あとシーズンは餌で底釣り。
イタリアでやっと見つけたテンカラに良く似た釣法。
もはや幻の釣となりつつあるイタテン...
日本ではテンカラやる人増えてるんだよ、というと
‘‘いつか日本人のテンカラ士とイタテンの名人の交流ができればね‘‘
‘‘でもイタテンの名人達、みんな年寄りだからな...‘‘とマルコは言った。
マルコが代表になって作った漁協のサイトその名も ‘‘セジア谷 青い背びれ‘‘
http://www.valsesiapinnablu.it/prima.html
reportage
foto gallery に川の写真やテーモロの写真が出てます。

