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楠橋には電車の車庫がある。
47両の電車の母港だ。ここで懐かしい顔に再会した。

チンチン電車の思い出

昔、家の隣を路面電車が走っていた。
小倉と黒崎・折尾を結ぶ西鉄北九州線だ。
ガタンゴトンという音と警笛の音が朝の静かな家のなかに響いていた。

家族みんなが電車のお世話になっていたし、みんな電車が大好きだった。
僕が小学1年の時に惜しまれながら廃止された。
七夕の短冊に「でんしゃがなくなりませんように」と書いた覚えがある。

西鉄電車といえば2種類のカラーリングがあった。
赤にクリーム色のラインが入った古臭いのと白地に青とオレンジのラインが入った新しい感じのするものだ。赤いほうの電車は皆に嫌われていた。冷房が付いていないからだ。
夏、家族で街へ出かける時、赤い電車には乗らずに白いのが来るのを電停で待っていた。
でも、今思うと赤い電車のほうが「らしい」気がする。
http://blogs.yahoo.co.jp/godaigo63/128568.html

その、赤い電車が楠橋の車庫の片隅にいた。
調べたところ、西鉄から筑鉄に所属を変えて未だに現役らしい。
久しぶりに友達に会ったような懐かしさを覚えた。今度は動いている時に会いたいなぁ。