夢の架け橋 44歳。働き盛りである。 真紅に輝く若戸大橋。北九州市の洞海湾に架かる吊り橋だ。 1962年、東洋一の大吊り橋として完成した。 今でも多くの車が行き交う「大動脈」だ。 東洋一と言われたのはもう昔のこと。 背丈はすっかり「息子」たちに抜かれてしまった。 寡黙な「親父」は、今日も静かに洞海湾をみつめている。