歯医者というと、何をしに行くところか?と尋ねられたとき、あなたはどういう答えが思い浮かぶでしょ うか?私の場合は、「虫歯を治療しにいくところ」ですし、おそらく現代でも、多くの人はそうなんじゃないでしょうか。こんな質問をわざわざしたのは、最近歯医者という場所が変わりつつあることを知ったからです。もちろん昔ながらの、虫歯の治療にのみ特化したようなところもあります。でもどちらかというと予防医療に力を入れているところや、入れ歯からインプラントに変えることに力を入れているところ、ホワイトニングに力を入れているところなどもあります。更に最近は「デンタルエステ」なんていう言葉もあるらしいです。これは美容や健康を目的として、口の中や口の周辺を美しくしていくケアなのだとか。つまり美容を目的として、歯医者に行く人もいるということですね。ちなみに近所の歯医者さんはサプリメントまで売っていましたよ。時代は変わっていくものですね。
歯医者に求められていることは何かといえば、的確な治療に他なりません。老若男女が歯医者にかかるわけですから、それぞれ歯の診断結果も違います。歯医者には、臨機応変な対応が求められることもあります。無理な治療や、治療期間を長引かせるような強引な歯医者がいた時代もありましたが、現在はそのようなことをすればすぐにSNSなどで情報が拡散されます。また、一部の悪質な歯医者がいることですべての歯医者が同じようであると思われるのは不本意です。治療が正当であり、安心して受診できるように治療内容を丁寧に説明してくれる歯医者が増えました。現在では、歯の模型を使って現状と治療方法、その後のケアもしっかり説明してくれた上で治療に取り掛かりますから、聞いていた話と違うということはほとんどありません。さらに、難しい専門用語を並べるような歯医者もなく、誰にでも誤解がないよう説明してくれます。治療に不安があったり、よくわからないことがあった時、きちんと歯医者に伝えれば的確に対応してくれます。
奥歯がなんだか痛むので、行きつけの歯医者に一年ぶりの予約を入れました。地元でも評判の歯医者で、3人の歯科医が常駐する大きな開業医です。私を担当してくれているのはその中でもちょっと怖い男の先生。患者が自分の判断で「虫歯だと思うんです」とか、「知覚過敏でしょうか」などと言うと怒られてしまうので、いつから痛むのか等現状の説明だけをするように心がけています。言葉遣いが丁寧なのが、また怖いのです。
その日は比較的柔らかい雰囲気で治療が始まったのですが、サポートについた歯科助手さんがどうやら新人のパートのおばちゃんらしく、手順は間違う、備品の準備は出来ていない、わたわたして物を落とす。クールな先生も段々、イライラしているのが指先から私にも伝わってきます。ついに手順を間違えた言い訳をし始めてしまったおばちゃんに先生キレてしまいました。
私の歯を治療しながらお説教が始まってしまいました。私の歯を削りながら、おばちゃんを叱りつけるのですから、こちらの恐怖は倍増です。歯医者さんにかかって今までで一番の怖い治療でした。歯科医師 転職