3ヶ月で一生輝けるカラダを作る!
働くあなたのためのカラダの専門家
フィジカルコンサルタント "新見イタル"です。
第1話 僕が目指したもの(1) ~ながいながい沈黙の後で~
第2話 僕が目指したもの(2) ~クルーズ船での仕事は夢の仕事?~
第3話 僕が目指したもの(3) ~サヨナラ、トウキョウ~
第4話 僕が目指したもの(4) ~世界でいちばん心地よく、息苦しい場所~
第5話 僕が目指したもの(5) ~[34才、男性、独身、フリーランス]の意地
第6話 僕が目指したもの(6) ~誰も知らない高い壁と乗り越えるべき理由
第7話 僕が目指したもの(7) ~夢に近づくほど大きくなる、二つ不安~
第8話 僕が目指したもの(8) ~僕に配られたカードと、母の涙~
第9話 僕が目指したもの(9) ~たった1通のメールにかけた想い~
第10話 僕が目指したもの(10) ~突然すぎる3ワード~
第11話 僕が目指したもの(11) ~あんなにに応援してくれたのに、、、ごめん~
第12話
「僕が目指したもの(12) ~兄の言葉と、ゼロになった僕~」
繋がっていると信じてたぐっていた糸が、
実ははじめから繋がっていなかったと気づいた日。
5ヶ月間、
このブログにも書いたように、
ある種の使命感と執念を持って
準備したものが
白紙になってしまった
ショックは、
思ったよりは、
大きくなかった。
(その理由については、
また改めて書こうと思います)
僕は一番悔しがらせたのは、
その日の夜、
8つ上の兄に言われた言葉だった。
(はじめに断っておきますが、
兄は、今回の海外行きの資金を準備し、
貸してくれたり、
本当に応援してくれた、大切な家族の一人です。
そして、時に僕に甘くなりがちな両親を補うかのように、
兄として、厳しさを持って
接しくれています。
それが僕を思うが故なのも十分理解しています。
ですが、ここでは、
その時
僕の中に起こった感情を
素直に書かせてもらいます)
2014年6月25日
18時頃、
兄は仕事からまだ帰っていなかった。
LINEで
[ロンドンのドクターから承認がおりなかったので、
今回の海外行きは無くなってしまいました。]
と伝えた。
[残念だけど、しょうがないな]
と返事がきた。
19時頃、
僕はリビングでMac bookをカチカチしていた。
母親が夕食の準備をしていた。
今日は天ぷらそばのようだ。
兄も帰ってきた。
リビングのテーブルに兄が座った。
兄が、
[ まあ、、、、、、しょうがないな。
こっちで、
まっとうに働くんだな、、、、、]
と、つぶやいた。
僕は、無意識に
パソコンのキーを打つ手を止めた。
ま
っ
と
う
に
、
働
く
ん
だ
な
、
、
、
(どういうことだよ、、、
確かに、
何度か転職したし、
会社も辞めて、
勝手にフリーランスになったけど、
どの時だって、
自分なりに、
もがきながらやってきたよ、
フリーでやっていくために、
勉強だってしたし、
お客さんや生徒さんや、
喜んでくれた人もいるよ、
それは
否定されたくない
あんな事さえなければ、、、、
今でも東京でしっかりやれてたんだ、、、、
今回だって、、、
海外に行く事さえできれば、
しっかりやれるはずだったんだ、、、、、)
母親の手前、
言い返したら
口論になりそうだったので、
「ごめん、俺あとでいいや、、、、」
と言ってその場を離れた。
母親が、
[もうそば茹でちゃったよ]
って言ってたけど
[置いといてっ!!]
と、2階の自分の部屋へ。
(お母さん、ごめんね!!!!)
部屋に戻ると、
さらに悔しさがこみ上げてしまって。
普段は、
モノにあたるなんて、
全くないのですが、
この時ばかりは、
星一徹ばりに
ちゃぶだい返しッ!!
ならぬ、
テーブル返しッ!!
してしまいました、、、、
そして、
家を飛び出して
↑
(青春ドラマかッ!!!)
少し歩いた。
(ふざけんなよ、、、、、、
やってやるよ。
言ってもわからないなら、
やってみせるよ。
何としてでも、
証明してみせるよ。
誰がなんと言おうが
僕は"できる"って事をね。)
そして僕は、
その想いだけを残して、
ゼロ になった。
最終話、
[ 自分の力で立ち上がろうとする、すべての人へ ]
につづく。
(ご意見、ご感想、はこちらまでお願いします。)
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