僕が目指したもの(5) ~[34才、男性、独身、フリーランス]の意地 ~

３ヶ月で理想のカラダを作る！
働くあなたのためのカラダの専門家
フィジカルコンサルタント "新見イタル"です。

第1話　僕が目指したもの(1) ~ながいながい沈黙の後で~
第2話　僕が目指したもの(2) ~クルーズ船での仕事は夢の仕事？~

第3話　僕が目指したもの(3) ~サヨナラ、トウキョウ~

第4話　僕が目指したもの(4) ~世界でいちばん心地よく、息苦しい場所~

そして今回、第5話

「僕が目指したもの(5)  ~[34才、男性、独身、フリーランス]の意地 ~」

「あなたは、何才ですか？」
「会社にお勤めですか？」
「結婚はしていますか？」
「お子さんはいますか？」



僕は34才、独身、フリーランスです。


大学は、1年休学(留学)、1年留年。

24才で新卒として、外食系フランチャイズ会社へ就職。

5ヶ月後にはドロップアウト。

2年程派遣社員として食いつないで、

26才で、世界青年の船に参加して、

その後、音楽制作会社に転職、上京。

6年間勤務して、32才でフリーランスのトレーナーに。
(詳しくはこちら

「フィジカルコンサルタントになるまで。」Episode 1)

その時々で一生懸命だったけど、
家族の言う事も聞かず好き勝手やってきました。

「自分のことは自分で決めるから」って

特に相談もしなかったし、

「この会社行くから」

「会社やめて、こういう事やるから」

という報告はしたけど。

「相談したからって、自分の決断したことが変わる訳じゃないし。

　反対されたから、あきらめるなんてナンセンス。」


そう思ってやってきました。

でも結局、34才になって、家族に助けられて、実家に帰ってきて。

そりゃあ、言われるよね。

「地元で就職して、結婚して子ども作って、安心させてくれ」

「お前の年だったら、同級生はもう子どもいるだろ？」
って。

大企業に就職する、公務員になる、安定した生活をすることが

幸せ。

父親は大手企業に定年まで勤務して、僕たちを育ててくれたし。
確かにそういう価値観もあるのは分かります。

「トレーナーだか、フリーランスだか知らないが、

　好きな事やって生きてくって、それで将来大丈夫なのか」
　
って。

わかるよ。

僕の事を心配してくれてるってことぐらい。

たくさん愛情もらって育ってきたし、

両親の事は大好きだし、

この家庭の子どもに生まれて良かったと思うよ、本当に。

でも、

そこだけは意地でも曲げられないんです。

「好きな事をやって、

　人に喜んでもらって、

　しっかり自分の足で立ち、生きて行く。」

それが可能だって僕は信じているから。

僕のやってきた事で、喜んでくれたクライアントさんや、
講師の僕を信じて、セミナーに参加してくれた方たちや、
「僕もフリーランスでやって行きたいんです」
って相談に来てくれた方たちや、
「イタルさんなら大丈夫だよ」
って言ってくれる仲間たちがいるんだよ。

1番信じて欲しい人が信じてくれないのは本当に苦しいよ。

何度も言うけど、
それが僕の事を思ってくれて言ってくれているなんて
わかってる。

でも諦めるわけにはいかないんだ。


だから証明するよ。

しっかりやっていけるってね。
世界でだって通用するってね。

だから、
僕はこのチャレンジを成功させるしかないんだ。


そう決意したのが、

2014年3月の終わりの事でした。

次回

僕が目指したもの(6)　~誰も知らない高い壁と乗り越えるべき理由~

へつづく

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日本パートナーストレッチ&コンディショニング協会認定
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