久々に筆を執る
この記事はアイプラメインストーリーBIG4編50話までのネタバレを含みます
いや、含むというかネタバレしかないです
なのでネタバレが嫌な人はすぐ引き返すべきだし出来ればメインストーリーを読んでからこれを読んでください
というわけで以下本文
というわけで3月に入ってすごいペースでメインストーリーが更新されて一旦一区切り、という感じのところまで話が進んだ。
で、Twitterなんかを眺めていると概ね不評である。
今回追加された46話~50話が、というわけではなく一連のストーリー
どりきゅん編、というとまだ完結してない気がするので「4人月スト編」もしくは「琴乃脱退編」、あるいは「琴乃迷走編」とでも呼ぶべきだろうか。
まぁなんせこの一連の流れが不評なようだ。
ちなみにとても理解できる。
ただし同時に「そんな言うほど悪いか?」と思うのも事実である。
基本的にアイプラを擁護しまくって生きているので今回もその辺りについて擁護していく。
と言っても別にそんなに庇うつもりもないかもしれない。
ただ不評の中には「それは本当にそうだろうか?」という事も結構見受けられるので俺なりの見解を述べる事で「そういう考え方もあるんだなぁ」とか「確かにそういわれればそうだなぁ」と思っていただいて少しでもメインストーリーの評価がよくなればいいかと思う。
ちなみに個人の感想なので俺に対する批判は別に受け付けませんよ。
おほめの言葉はいっぱい欲しいけどね。
さてさて、まずはどこから手をつけようか。
最初に述べるべきはやはり「琴乃ちゃんがクソ過ぎる」というところだろう。
メインストーリー読了前提で書いているので説明はしないがどりきゅん(初戦)に負けてからの琴乃ちゃんのムーブは大体全部クソである。
読んでいてひたすらフラストレーションが溜まるし一生うじうじしてるし理解も出来ないし…
とにかく琴乃ちゃんにヘイトが溜まる展開だし、それと同時に「何故運営(制作者)はこんなに琴乃ちゃんにヘイトを集めるんだ!」と思った人も居るだろう。
ただここで思う。
琴乃ちゃんの行動は果たして「長瀬琴乃」というキャラクターからそんなに外れているだろうか?
俺はそうは思わない。
アニメ初期の琴乃ちゃんを思い出してほしい。
元々こんなんである。
何故自分がソロじゃないのかと怒りさくらに嚙みつきまくっていた狂犬琴乃。
そしてそのころから基本的に周りに流されっぱなしである。
琴乃ちゃんはそういう性格なのだ。
強引に分析すると元々大好きだった姉を失って以降、自我を確立しきれてないという事も出来る気がする。
日本語難しいけどそういう感じ。
とにかくそんな琴乃ちゃんが挫折を味わった時の行動として今回のムーブはそんなにおかしくないものだと思われる。
でも結局バカウザキショムーブやんけこんなん読みたないわ、という意見もあるだろう。
ここはちょっと次の話と関連してくるのでまとめて話していく。
次のお話は「そもそもこの話必要だったのか?」「長すぎないか?」といった批判。
終わってみればどりきゅんに負ける→一人減る→どりきゅんに負ける→一人増える、という事でじゃあ最初っから脱退なんて経ずにパワーアップパート行けばいいじゃないの、という話である。
百理ある。
とても理解出来るが私見を述べさせて頂く。
アイプラは「友情・努力・勝利」の物語である。
これまたアニメの話になるのだが思い出してほしい。
どう見ても友情・努力・勝利だ。
そして今回の話も友情・努力・勝利だ。
つまり展開が暗いだけで何もおかしくなく正しくアイプラなのである。
ご存じない方はあまり居ないと思うが「友情・努力・勝利」というのは少年ジャンプの三本柱だ。
アイプラのメインユーザーである成人男性は大体少年ジャンプで育ってきているのでこういうお話が本質的には好きなはずである。
のでそういう話が展開されるのは何もおかしな事ではない。
にも関わらず何故「要らない」という意見が出てくるのか。
これは流行の問題である。
昨今「異世界」とか「転生」とか「チート」とかがやたら多い。
ちなみに個人的に全然嫌いではない。むしろ好きである。
で、何故こういうのが多いかというとこういうのがウケるからである。
で、何故ウケているかというと非常に大きな理由がある。
大事なのは「無双」である。
現代において「ハラハラドキドキ」な展開はあまり求められていない。
主人公が強力な力で一方的に叩きのめす展開の方がウケるのだ。
こうやって文字にすると何が面白いんだ、という感じもするが実際そうなんだから仕方ない。
つまるところ努力とか波乱とか挫折とか求められていないのだ。
そういうの無しにただ強い主人公がただ無双する展開が求められている。
ちょっとでも暗い展開とか主人公が劣勢になるとすぐ退屈だ、とか展開が遅い、とかいう話になる。
大体のエンターテインメントの本質は緊張と弛緩である。
こらえ性が無い、というわけでもないのだが、現代ではこの緊張の部分を我慢しない(出来ないわけではない)人が多い。
文字にするとやはり何が面白いんだ、という感じだが実際にそうだから仕方ない。
というわけで解放された時の気持ちよさのために緊張状態を継続する、という演出方法はウケにくいのだ。
と、この辺りまで説明したら大体分かってくれるだろう。
今回の一連の「琴乃ちゃん暴走編」は「どりきゅんに勝つ」という弛緩のために必要な成長パートなのである。
とにかくフラストレーションが溜まる話になっているが先の展開を面白くするために必要なのである。
まぁここは好みの問題だとは思うのだが面白いストーリーにしようとすれば緊張と弛緩は必要不可欠だ。
後で振り返った時に「成長パートは必要だったな」と思う事になる事うけあいなので今回の話は必要なのである。
正義は歴史学者が決めるのだ。
で、これは結構大事な部分だと思うのだが琴乃ちゃんの数々の暴走に関して。
これはかなりしっかりと他の4人によって断罪されていると思う。
戻ってきてよかったね、となりそうな感じもちょっとあったのだがしっかり読者側が言いたい事を4人が琴乃に伝えてくれたのではないか。
正直この部分はかなり良いと思った。
琴乃の行動がクソだ!と思う人は多いと思うし事実俺もそう思うんだけど、でも思ってた事は大体全部月ストの4人が言ってくれてその上で4人が許しているので今更我々外野が「琴乃はおかしい」というのもちょっと違う気がする。
と、いうようになんか全体的に不快指数の高いストーリーだったし琴乃ちゃん戻ってよかったね、ちゃんちゃん。ともならないのだが別にストーリーが破綻しているわけでもないし、今までの設定と比べても何もおかしなところは無いわけだ。
渚がめちゃくちゃいい子でどりきゅんがめちゃくちゃウザい事で勧善懲悪の構図も準備出来た。
琴乃ちゃんはコウモリ野郎だけどまぁそれが琴乃ちゃんだから仕方ないね。
パワーアップもしたしあとはどりきゅんを倒してBIG4になるだけである。
もちろん好みはかなり分かれるストーリーだと思うし、退屈だった、長すぎる、おもんない、ご都合主義といった批判もあるだろう。
ただIDOLY PRIDEは「青春全部かけてアイドルの頂点を目指す物語」で「友情・努力・勝利」の物語である。
2回も負けた月ストが強くなってどりきゅんを超える。
その瞬間を楽しみに待とうじゃないか。
ちなみに俺はチート主人公が無双する話が好きだし、ちょっと努力したくらいで強大な敵を倒す話は苦手だよ。