社長の家の中です。元請け会社の、石山さんと、社長が、何が、深刻な、話をしています。どうも、石山さんが、独立したいような、感じです。「それで、どうするつもり?」「うーん、社長の会社の、人間を、少し、貸して欲しい。いろいろ、電気工事とか、手伝って欲しいんだ。」「分かるけど、親しき中にも、礼儀有り、って言うだろ。なあなあに、なると、怖いよ。」「きちんと、一線は、引かないと。内の、連中も、忙しいからね。」「分かります。社長、いろいろ、教えてください。」そんな会話を、ずっと、横で、聞いていました。 お金も、絡んできます。独立は、大変です。石山さんは、書類の、束を見ながら、「これ、役所に、出してこんと、いかんなあ。」 計画通り、上手く行くと、いいですね。


本文テキスト

