
草津の温泉街の心臓ともいうべき湯畑です。周囲を石の柵で囲ってあり、その柵に草津を訪れた歴史上の人物の名が刻まれています。

草津と云えばベルツ博士ですよね。草津温泉の効能を世界中に知らしめた人です。

草津を訪れた外国人のなかでベルツが第一号ではなく、ベルツより先に草津を訪れた外国人も何人かいます。

ただし、草津の発展に寄与した大恩人としてベルツは現在も尊敬されています。

ベルツの叙勲を決めたとき、大山巌は参議だったのですね。

湯畑のすぐ前に、源頼朝の伝説にちなんだ白旗源泉と、日帰り入浴施設の「御座の湯」があります。二階が休憩室になっていて湯畑が見下ろせそうなので、入ってみました。

おお、見える見える。

湯の花を採取するための樋です。温泉の成分は酸性が強いので、五寸釘も九日で針金のようになるほど腐食してしまうので、いっさい釘を使わずに作られています。

かつては不治の病であったハンセン病や梅毒にも有効とされる草津温泉の効能を科学的にも認められるとして、さまざまな医療に用いたベルツ博士について、もそっと勉強してみようかなと思いました。
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ともあれ、ツタヤ図書館と江戸しぐさは滅ぼすべきです。