潮風を受けて | 大山格のブログ

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おもに歴史について綴っていきます。
実証を重んじます。妄想で歴史を論じようとする人はサヨウナラ。

 きょうは海から吹いてくる風を受けながら立つモニュメントを訪れて来ました。


 海なんて見えないくらい遠くになっちゃいましたが、かつてここは干潟で、日本初の民間航空用滑走路があったのです。


 千葉街道の稲毛浅間神社前交叉点です。画面の右側は、かつて干潟でした。


 むかしは波打ち際だった神社さまで、滑走路の延長上にあった小高い丘ですから、絶好の目標物だったことでしょうね。


 滑走路を意識したであろう、細長い敷地の稲岸公園です。その南端にモニュメントがあります。いまでも複葉機なら離陸できそうなほど長いですね。


 海から吹いてくる風は、海岸から2kmほども離れていますが、しっかり感じられました。


 私の背後に植えられた松も、タダモノではなかったようです。


 民間航空発祥についての詳しい説明は、いまの海岸線に沿った稲毛海浜公園にある稲毛民間航空記念館でなされています。まあ、しかし、この炎天下で2kmも歩くのは心臓病にはよろしくないので、またいずれかの機会に……。


 複葉機はロマンを感じさせますね。


 翼のモニュメントの手前にあった「礎」の碑の説明です。維新後に干潟で海苔漁業や潮干狩りが栄えたけれども、ベッドタウン化のために埋め立てたことを簡潔に説明しています。


 キョウチクトウです。見た目は桃の花に似た美しさがありますが、実は強い毒を持っている植物で、動物や鳥類による食害がありません。口に入れると毒ですが、触るだけなら大丈夫なんですけどね。


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ともあれ、ツタヤ図書館と江戸しぐさは滅ぼすべきです。


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