煎餅が美味いんです | 大山格のブログ

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おもに歴史について綴っていきます。
実証を重んじます。妄想で歴史を論じようとする人はサヨウナラ。

 きょうは煎餅が美味い草加宿跡を歩いてきました。日光街道の宿場町でしたから、奥の細道の通り道にもなりまして……


 芭蕉さんの銅像がございます。


 ***当ブログにては、苦情を受け付けておりませんので、あしからず。


 宿場の北のはずれに、札場河岸という私設の船着き場がありました。綾瀬川舟運の中継地で、しばらく日光街道の陸路と並行したのち隅田川に合流しました。現在は人工河川の荒川に合流しておりますので、地図を見るときは御注意ください。荒川は明治時代から昭和初期にかけての工事でできました。


 すぐ近くに明治時代に出来た煉瓦造の水門があります。


 舟運が鉄道に輸送需要を奪われてしまうまで、少しの間なんでしょうが、江戸時代の河岸と、近代の煉瓦造の水門とが、同時に現役だった時期があるようです。


 この水門は昭和58年まで現役だったとのことで、いまからでも手入れすれば稼働できそうな雰囲気ですね。


 イギリス積みとか、フランス積みとかは、こちらのサイトがわかりやすいかと。


 駅に戻る途中、やっぱりあったのかという石碑を見ました。


 草加せんべい発祥の地。この公園あたりにあった茶屋のお婆さんが、塩煎餅を売り始めたのがきっかけで草加煎餅が名物になったということです。たしかに草加煎餅は美味いですよ。


 その石碑と道を挟んで、芭蕉の供をした河合曾良の像がありました。


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