
この花の魅力は、
なんと言っても肉厚の花びらと香りである。
南の島をつなぐ小型飛行機の降り立つ
小さな飛行場にはそれぞれ匂いがある。
肩をすぼめて
タラップを降り始めるといきなりの直射日光と
重い熱を持った風、
アイドリングしながら耳を振るわすエンジン音、
航空燃料の臭いの入り交じった空気の洗礼を受ける。
時折、帽子を飛ばすほどの強風が予想もしない
方向から吹いてくる。
しばらく歩くと工事現場の入り口のような
アルミの単管パイプのフェンスをくぐり抜け
あまりにも簡単なゲートをくぐると
ひんやりとした風通しのいい建物の中に入り込む。
一瞬、暗さに目が追いつかないが
小さなその建物の中では煙草とコーヒー
そしてプルメリアの入り交じった
香りに出迎えられる。
目的地に着いた!
まさに実感する瞬間。
南の島を巡る旅にはプルメリアの香りがいつもある。
レイの出迎えを受けるときだけではない。
小さな島全体がこの香りに覆われているような時さえある。
小さなコテージではこの香りで目覚めることができる。
この花が咲いている周りには豊かな暮らしが漂う。
南国の花。
何とか東京で咲かせたいと持ち帰って育ててはいるが
緑の葉っぱは元気そのものだが花を見せてくれるのは
いつになるのだろうか。
ジャック ジョンソンでも聴きながら待ちたい。
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