マウイには虹がよく架かる。

Voice   of   iTaro


ひたすら車で走った思い出がある。

雨が降ったかと思えば突然の陽射し。

湿って御辞儀する木々に覆われた曲がりくねった道
脱輪に注意を払うトレースラインの合間に
緑の窓からは一瞬、風の吹く谷が見え
遙かに農地が姿を現し牛が放たれている
刻々と景色は変化をしていく、とたんにポッカリと
割れて巨大な山の稜線を見せつける。

ハナハイウエイをアクセル任せに走れば
一面に拡がる水平線に風が吹き寄せて
競走馬の名前にもなったホオキパウエーブの波が荒々しく
たくさんのウサギが跳んでいた。サーファーのメッカでもある。

マウイの自然はあまりにも絶大で恐怖さえ覚えた。
人間はその大地、その場を借りているに過ぎないようなスケール感である。

なのに優しい。

安全地帯には信じられないくらいの
ゆとりの風景とゆったりとした時間をもたらしている。

東部、ハナの小さな街が思い出深い。

湿気と風と塩の匂いの一画。

その小さな街には、なんでも揃う雑貨店が一軒。

♬ ファラウェイ フロム ワイキキ~と唄にも歌われた

「ハセガワゼネラルストア」。

あまりにも愛らしいその店では
意味もなくTシャツを買ってしまった。

www.hawaii123.com/maui/sightseeing/hasegawa.html