おけがをしている方、対処法を正確に、やけど、骨折、緊急処置の方法です! | 痛ロード 公式ブログ

おけがをしている方、対処法を正確に、やけど、骨折、緊急処置の方法です!

ITAロードは東北を応援します。


正確な情報が常に必要です。


お怪我や治療にアドバイスがお役にたてればと思います。


お子さんや解りやすく知りたい方もいると思いますので、私の知り合いから聞いて正確な情報を発信します。


アメーバはほかの電話よりつながりやすいようで、被災者の方々に通じるかもしれません。


とにかく正確な情報を流すことを心がけます。


何か支援できることから始めましょう。


どんなことでも情報を欲しい人たちに伝えていきましょう。


{ITAロード東北応援本部}


やけどについて
やけどは、やけどを負った皮膚の状態で次の三つの段階に分けられる。
皮膚が赤く、ヒリヒリと痛ければ1度
やけどが真皮に達し、水ぶくれやただれた状態になり、焼けるような痛みなら2度。
皮膚が黒または白くなり、やけどした部分よりも周囲の方が黒くなるのが3度。
やけどした本人の手の平を1%として、2度のやけどで体表面積の30%以上、3度のやけどで体表面積の10%以上、または顔に3度のやけどを負ってしまった人は重症で、生命がかなり危険な状態。至急、医者に診せる。


打撲の手当
手当の基本
柔らかなものを下にしいて、一番楽な姿勢で休む。とにかく安静にする。強打して痛むところは、濡れたタオルなどで冷湿布するとよい。

手足の打撲
打撲した部分を冷湿布する。
打撲した部分を心臓より高く保持し、腫れがでにくくする。


ねんざの手当
野外では、ねんざのほとんどが足首だ。ねざしてしまったときは、すぐに冷湿布をする。湿布を出来ない状況なら、クツの上から三角巾などで固定して、移動後冷湿布をする。また、ねんざによって靱帯を損傷していなければ、テーピングを施せば、自力移動は可能となる。

<テーピングの方法>
足首を直角にして、基準となるテープAをふくらはぎの下、Bを指の付け根部分に回し貼る。
次にCのテープを内側のA→かかと→外側のAとU字型に貼る。さらにDのテープを内側のB→かかと→外側のBと貼る。同じところに2~3回貼る。
次に、テープをずらしながら、2.を図のようになるまで繰り返し最後にもう一度AとBを巻く
ふくらはぎ全体をU字に貼ってできあがり。

外傷時の種類
外傷は大きく分けて「開放性」(皮膚の内側の組織がでてしまう)と、「非開放性」(皮膚の内側に損傷をうける)がある。ここでは、応急処置ができる「開放性」の外傷について見ていく。


切り傷
ナイフなど、鋭利なもので切ったときの傷。場所によっては神経を傷つけていることもあるので、あまく見てはいけない。


擦り傷
摩擦によって皮膚の表面がすりむけた傷。傷をしてしまった場所が汚いと、細菌による感染症になることがあるので注意。


刺し傷
クギや釣り針など鋭利なものによる傷。刺したものが汚染されていると、感染症のおそれがあるので、小さなものでもあまく見ないこと。


剥離傷
皮膚が垂れ下がってしまうような傷。出血も多く、治りにくい。医療機関が近ければ、ただちにそこで治療してもらうこと。


裂け傷
ガラスなでどで負った、深く複雑な切れ方をした傷。これも医療機関が近ければ、そこで治療する。
骨折してしまったときの手当

「前腕骨の骨折」
副木をあて三角巾でつるし、さらに胴体に固定する。


「上腕骨の骨折」
副木は、骨折した部位の上下の関節より長いものを使う


「指の骨折」
スプーンや割りばしを利用して、折れた部分を固定する


「足の骨折」
スネの骨折は足全体を固定する。

「膝の骨折」
丸めた布を膝の下に入れ、膝を無理に押しつけないように固定する
※ 副木になるもの……スプーン、割りばし、エンピツ、丸めた雑誌や新聞紙、かさ、テントのポール、段ボール、板や枝打撲:骨折緊急時副木の当て方、患部の固定。

骨折時、新聞紙:雑誌:ダンボール等を折り副木として使用する。
骨折した箇所に新聞:ダンボール紙等をその箇所を避けて骨が動かないようにガムテープや太い紐タオルで固定した上で細い紐を使い完全に固定する。又注意点は、骨折箇所だけではなくその骨全体をカバーする。


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