ボルサリーノ イタリー | Entertainer Italy Blog

ボルサリーノ イタリー

ある日、OKANこと、オカンに帽子をプレゼントしてもらったのだが、世界最高の帽子と言われるイタリー製のボルサリーノの帽子だと言う。

最近、自分で散髪に失敗し、飛び降りたろかという思いに駆られていただけに、これはありがたいプレゼントである。

恐る恐る箱を開けてみる。

「フォーーーーーー」

完全にHG

完全にハードゲイである。

てっかてっかのピッカピッカである。

完全にハードゲイである。

「あんた!被ってみなさい!」と無理矢理の権力。

三十路で泣きそうになりながら被る。

ちょっと腰動かしたろかって衝動に駆られたが、何とかセイセイセイで抑え付ける。

せっかく貰っておいて、何だが「これは無理や。」と告げる。

OKANもあまりの似合わなさと、あまりのハードゲイさに観念したのか、買ったところに電話し、好きな帽子と取り替えてもらえる事に。

そして、仕事の合間に抜け出し、その帽子屋へ一人で向かう。

到着。

キザな足の短いオッサンが登場。

交換してもらう事を伝える。

近い。

オッサン近い。

どんな距離やねんというぐらい近い。

多分、完全なるハードゲイだと察する。

「わかりました。では、買われた帽子を見せて下さい」と言われたので、箱ごと渡す。

完全に箱を持つ手を一度握られ箱を取られる。

完全にハードゲイである。

「では、好きな帽子を選んで下さい」と超至近距離で言われる。

帽子を選んでいる間も、もちろんピッタリマーク。

全盛期の日本代表井原なみにリベロだ。

気に入った帽子を発見。

サイズが明らかに小さいので、大きいのがあるかを問う。

しかし、オッサンはこのサイズでいけると至近距離で言う。

「帽子は眉毛を隠して、被る物なの」と至近距離。

完全にハードゲイ的被り方である。

どうしてもサイズがきついと言い、やっと大きなサイズを持って来てもらう。

ピッタリだった。

オッサンは、相変わらず、もっと小さい帽子を至近距離で勧めてくる。

それレッドリボン軍やん!って思う様な帽子を持って来た時、思わず笑ってしまう。

何とか回避し、自分の好きな帽子を買うと告げる。

少しだけ、前の帽子より高かったらしくお金を払う事に。

必要以上に謝られ、必要以上に触られる(苦笑)

オッサンが、帽子を包んでいる際の格言、「この帽子は世界最高の帽子。ボルサリーノ。そして、このタイプの帽子は必ず11月の後半からじゃないと、被っちゃだめよ」と至近距離で言われる。

心の中「帽子ぐらい好きな時に好きな様に被らせてくれよ!」

包み終わったらしく、受け取る際、またまた手を包まれる。

完全にハードゲイである。

そして、帰り際。

「11月後半まで、開けちゃダメよ!」と、また言われる。

エスカレーター。

上から、「ダメよ」

どんだけしつこいねん!(笑)

店までの帰り道。

おもっくそ、買った帽子を被って帰る。

世の中には、いろんな人がいるな

完全に自分より面白いと思うオッサンだった。

ボルサリーノ…

さすがだ…




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