絶えず足りぬ物を考え求めていた



何かが足りぬと


少し足りぬのだと


心が求める


届かぬ物を


誰かと接するたび自分の汚さに触れ


苦しかった


足りないのだ


どれだけ得ても


餓鬼のごときこの体は満たされないのだ


たくさんの人がたくさんの物を与えてくれるのに


貪欲な餓えは渇きは



決して満たされることがないのだから