自分が嫌いだった。いや、嫌いだ。声も、顔も、体も、性格も、癖も。何もかもが。全てが。私をいらだたせる。
 体の奥の方でなにかがうごめいている。気持ち悪い。気持ち悪い。気持ち悪い。取り除きたい。今すぐに。
 ねぇ、コレはどうしたらとれるのかな?ねぇ、気持ち悪いの。取り除きたいの。
 でもでも?どうして気持ち悪いかわからないの。何が?どこが?どうして?どうして?どうして?
 コレはどうすればとれるのカナ。殴れば?包丁でえぐれば?焼いてしまえば?
 きっと痛い。すごくすごく痛い。けれどもココロのどこかでどうでもいいって思う。
 傷つこうが、痛みを感じようが、悲しもうが。
 だって、嫌いなんだもん。死んで欲しいの。殺したいの。だからどうだっていい。勝手に傷つけば?勝手に痛がれば?痛みに苦しめば?そんな風に思う。
 だけど、自分自身のことだから苦しめばいいと思いながらも苦しみたくないと切実に望む。強い矛盾。あぁ、気持ち悪い。
 そもそもで死んで欲しい・殺したいと思った時点で矛盾してる。どちらも他人に対してしか有効でない言い方だ。でも。自分に対しての言葉‘死にたい’は少しも思わない。
 ‘しんでほしい’‘しにたい’向ける相手も意味も同じなのに。強い矛盾。