気がついたら退屈な毎日の中にいた。おかしいな。一生懸命おもしろくなるようにいじったハズなのに。



・写真の考察

 アルバムなどで昔を目にした時、親が決まって話そうとする話がある。

 もっとも最近では何度も聞いてるので、話し始めようとしたら阻止するうようにしてるけど。たぶん、誰にでもそういうの一つはあるじゃないかな。よくわかんないけど。だって、友達とそんな話しないし。こんど聞いてみようかな。

 さて、昔むかーし、わたしは全然なかない子供だったらしい。

 なんじゃそりゃ、と思うかもしれない。少なくとも最初この話を聞いたときわたしはそう思ったし、以下のように考えた。

(なかない?は?何それ。子供ってギャーギャーなくよな。うるせぇくらいに。それをしない?え、気持ち悪っ!そんなガキ育児放棄したい~。)

 まぁ、わたしらしい話だとは思ったけど。

 子供だったわたしはコケてヒザをすりむいても、大好きなおもちゃが消えても、お姉ちゃんにぶたれても泣かなかった。

 転んでも転んでも泣かない私を見た父は痛みと熱を感じない病気(そういうのがあるらしい)じゃないかと心配したらしい。

 実際はどこもおかしくなかったし、じょじょに泣くようになっていった。親に理解できたのはこの子は感情の起伏の少ない子なんだろうってことだけだった。