年初はやっぱり強気のマーケットレポートを読まなくちゃ
まずは武者リサーチの武者さんの「年始一言メモ」をご紹介
(武者さんは昨年ドイツ証券から独立した方です。)
HPからもレポートはダウンロードできます
http://www.musha.co.jp/category/all
武者さんのレポートは読みやすくて、今後のマーケットの方向性を
はっきりと分かり易く書いてくれるので、いつも重宝しています
武者さん曰く、
「2010年は危機からの生還により、積極的にチャレンジ
すべき年になる。」
とのこと。
そんな武者リサーチの想定は・・・
①米国経済の力強い回復
②ドルの上昇
③日本経済の輸出と円安による急回復
④日本株式の鋭角上昇
⑤長期金利の緩慢な上昇
今年は積極的なリスクテイクが報われる年になるのでしょうか??
私自身、2010年は米国の金利が焦点になると思います。
つまり、米国の金利が上がるか上がらないかで、米ドル相場も
米国株相場も日本株相場も動くと思います。
もちろん、アメリカが金利を上げるにはまだまだ材料不足なので、
今年前半の米ドル相場は上値が重い、90円を挟んだレンジ相場に
なりそうな予感・・・。
ただし、マーケットは常に先読みして動くもの。
先行する金利上昇の期待にアメリカの実体経済が追いついてくれば、
一気に米ドル上昇になるのではないでしょうか??
2010年は昨年のように、債券も株式も一気に上昇という訳には
いかないでしょうが、それでも今年はリスク資産の株式をポートフォリオに
組み入れていく提案が必要になりそうです。
とりあえずは、1月後半から2月にかけて出てくる、欧米の金融機関の
決算発表を見極めて、武者さんのレポートにあるような「very強気」に
なれたらいいな~