昨日、あるテレビ番組でワークシェアリングが
浸透しているオランダ
の特集がありました。
5分くらいの短い枠でしたが、その内容の深さに
とても考えさせられました![]()
オランダでは早くからワークシェアリングが取り入れ
られていて、警察官や幼稚園の先生までもがワーク
シェアリングを導入しています。
オランダではワークシェアリングによるパートタイム労働者
の比率が全体の約4割と、他国に比べて突出しています![]()
その番組で、『働き方』についてインダビューされている
オランダの人たちは、男性も女性もみんな笑顔で、
「パートタイムで働いているよ。」
と答えていました。
さらに、
「時間とお金、どっちが大切?」
という質問に対して、
『時間』
と、ほとんどの人が答えていました。
“必要以上のお金はいらない”というのが彼らの考え方。
ワークシェアリングによってお金の代わりに手に入る
自由な時間は、好きなことをしたり、家族と一緒に
過ごしたいと言っていました。
日本にいると、どうしても正社員(フルタイマー)で働くことに
こだわってしまいます。
私が就職活動をしている時も、女性の場合、職種の違いで
お給料に差が出ることを大学の恩師に教わり、総合職で
採用されることにこだわっていました![]()
実際に働いてみて、同じ仕事をしていても、一般職と総合職
ではお給料に大きな差がありました。
ある調査で、パートタイマーとフルタイマーの賃金格差が、
オランダではわずか7%に対して、日本の場合は、その差が
約44%だそうな!(賞与を含む)
この賃金格差があることで、日本では正社員の方が有利![]()
という考え方が生まれてしまいます![]()
だけど、これからの時代、それぞれの価値観に
合わせた人生が送れるような働き方の方が
なじみやすいのではないでしょうか![]()
仕事とお金は切っても切れない関係。
生きていくためにはお金が必要だし、
お金を稼ぐには仕事が必要。
だけど、仕事やお金に縛られていては
人生楽しくありません![]()
こんな言葉がありました![]()
夫婦2人で1.5人分働き、0.5人分は家族のために![]()
私の場合、これから住宅費(もしくは住宅ローン)、
子供の教育費、老後の生活費等、たくさんのお金が
必要になります。
日本では、オランダのような住宅、教育、老後に対する
十分な社会保障はありません。
そんな中でも、お金と仕事のバランスを考えながら、
ゆとりある生活が送れるような働き方を考えなくては
いけないなと思いました![]()