最近エコ関連の話をよく耳にするように
なりました![]()
例えば、エコバッグ![]()
お買い物の際にマイバッグを持参すると、
ポイントが貯まったり割引になるケースが
あります。
エコバッグは有名ブランドからお手頃価格の
かわいいものまで最近は会社のかばんに
忍ばせておくのがちょっとした流行です。
その他にも携帯の明細書をネット閲覧にすれば
毎月のポイントがアップしたり、スタバのマイタンブラー
を持参すれば割引されるなど、エコを意識することによって
環境にもお財布にも優しいことができます。
一方、金融業界でも最近は環境ブームです。
地球温暖化など環境問題に対する意識が高まる中、
6月は環境関連ファンドの新規設定が相次ぎました。
ドイチェ・アセット・マネジメントの
『グローバル・アグリビジネス株式ファンド』。
農業ビジネスに関連した企業の株式で運用するようです。
その他にも、日興アセットマネジメントの
『グローバル・ウォーターファンド』や、
ユナイテッド投信の
『ニュージェネレーション世界環境ファンド』などが
あります。
日本の株式市場でも、エコビジネスに取り組む企業が
改めて注目を浴びており、身の回りの生活も金融業界も
今はエコエコエコです![]()
物にあふれた日本にいるとどうしても忘れがちですが、
世界に目を向けると今は資源不足。
毎日新聞を眺めていても、資源価格の上昇で
私達の生活にもじわじわとその影響が出始めています。
例えば、食用油の原料の菜種の急騰でマヨネーズの
価格が上がったり、大豆価格の上昇で、しょうゆや
豆腐や味噌の価格も値上がり交渉に入ったりと、
私達の食卓を脅かすことになりそうです。
また、古紙の高騰でトイレットペーパーの再値上げが
あったり、原油高でナイロンや車のガソリンや
飛行機の燃料チャージもどんどん値上がりしています。
日経新聞の「商品」マーケット欄には、常に資源の高騰で
何が値上がりしているか、毎日確認できるくらい
値上げ値上げのオンパレードです。
あるマーケットレポートには、
これから「穀物の争奪戦」が起きる可能性が高いと
書かれてありました。
「ポスト石油」の最有力とされるのがバイオエタノール。
バイオエタノールの需要が高まれば原料となる
トウモロコシやサトウキビの需要が増大します。
そうなると、それらの作付けをする土地が必要になる。
広大な国土と豊富な資源を持つ、アメリカやカナダ、
中国、オーストラリア、ロシア、ブラジルなどの国力は
どんどん上がっていくであろうと書かれてありました。
一方で、資源の多くを輸入に頼っている日本は
とても厳しい状況に追い込まれてしまいます。
資源は有限。
これからもエコに注目していかなくてはいけません![]()