投資信託に関しては2つの考え方があります。


1つ目は、「高い手数料を払って他人任せで

運用するよりも、自分で判断して投資したい

という考え方。


2つ目は、「自分で投資対象の判断をする

ことができないし時間もないから、手数料を

払って運用のプロに任せたい」という考え方。



私は証券会社で働いている時期は前者の

考え方でした。


販売手数料をもらうことを申し訳なく思っていました


だけど現在働いている銀行で個人向けの

運用コンサルタントをやっていると考え方が

全く逆になってしまいました。



今の職場のお客様は富裕層が多いため、運用する

金額も大きいですが、比較的手数料を払うことに

抵抗のない方が多いです。


今はリスク許容度の高い投資信託も多く出回って

いるので、うまくいけば投資信託でも資産を1.5倍、

2倍に増やすこともできます。


そんないい商品を自分の相場観や情報収集を基に

厳選して提案しているので、自信を持って手数料を

もらっていいのだという考え方になってきました

(ちなみに現在の銀行は数字のノルマはあるけれど、

個別商品のノルマはないので自分の好きな商品を

売ることができます!)


なんでもアクションを起こすと必ずそこには手数料が

発生します。

世の中にタダでいいものが手に入ることはないと

言っても等しいです。


だからこそ必要な手数料は自信を持っていただき、

手数料を払うことを渋る人にはきっぱり提案をやめます

(3%の手数料を払うことを渋る人は、きっと3%の

評価損になってしまっただけで大騒ぎしそうだからです。)


運用スタイルは人それぞれなので投資信託嫌いな方は

まだまだたくさんいらっしゃいますが、案外投資信託も

運用成績がいいものはたくさんあります。


運用のプロに任せているからといって預けっぱなしに

するのではなく、自分自信でも定期的に運用状況など

確認しながら見直しすれば、きっと投資信託とも

うまくつきあていけると思います。