りんちゃんサービスディ | 【伊丹カモン】とアッキーのおうち

【伊丹カモン】とアッキーのおうち

『発達障がいに関する交流会』【伊丹カモン】に、今年度もぜひお越し下さいね~♪

私には4才になる、りんちゃん(仮名)という娘がいます。お兄ちゃんの知的障がいが
まだ理解できないため、結構我慢や不満が多い毎日みたいです。
例えば、プリントを一緒にするのも、私がお兄ちゃんを優先していたり、
お風呂で嫌いな体を洗うことは、自分が先だったりすることが許せないらしい。

ある日、りんちゃんは我慢が限界に達して大泣きしてしまった。
「何で!何で私ばっかり我慢せなあかんのん!?」と、ものすごい怒っている。
私「6才のお兄ちゃんは、プリントはりんちゃんより優先的に教えないと、もうプリントは
してくれなくなるし、私は蹴られるし、お兄ちゃんはは泣いて大変なんだよ。。
お風呂で体を洗うのも、お兄ちゃんは徹底的にもぐって逃げるし、つかまえるのが
大変なんだよ。。お兄ちゃんは、我慢ができない子だから。」

私はそういうことをりんちゃんに言ったけど、納得してくれないし・・。
りんちゃん「私も我慢できないよ!」
私「お兄ちゃんは、頭の病気だから、仕方がないの。」
「仕方がない。」本当に、この言葉は使いたくはない。でも、私たちの生活は、
過去も今も未来も「仕方がない。」が続いていくだろうな・・。

りんちゃん「じゅんくんなんか、大嫌い!!」
私「嫌いでいいよ。そりゃあ、叩かれたりじゃまする事ばっかりされてるもんね。
  嫌いでいいよ・・。」私は、下の子がお兄ちゃんを嫌うのは、見ていて当然だと
  思っている。下の子を責めることはできません。
私はりんちゃんを抱きしめて、泣くだけ泣かして、ガス抜きをしました。

まだ4才なので、理解はできないだろうな。たくさん我慢してきたんだろうな。
これからも・・と思うと、またりんちゃんが不憫になってきます。
皆さんは、発達障がい児の兄弟に、障がいのことを、どう説明していますか?

それで月一回、じゅんの8時間だけもらっているヘルパー支援を、今まで用事がある時に
使っていたけど、それを【りんちゃんサービスディ】にして使うことにしました。
月一回、(土or日)りんちゃんの行きたい所、彼女のお買い物などに、私が一日
付き合うのです。

じゅんは朝9時にヘルパーさんが迎えに来て、事業所や公園に連れて行ってくれます。
10時からの100円ショップにまず入って、りんちゃんのお買い物に付いて行きます。
公園に入ったり、自転車に乗ったり、フリマがあったら服を買いに入ったり。。
りんちゃんは、一日(夕方5時までだけど)ママを独占できるのです。

そして思うこと・・『なんて平和なんだ~!なんて穏やかな一日だ~!!』
『周りの他の人達は、何て楽な子育てをしているんだ。』とまたしみじみ思う。
健常児を育てるなんて、5人でも軽いわと私は思うので、健常児を育てていて
子育てが苦痛だと言っている人が、私は信じられない。

『兄弟に障がい児がいたら、健常の子は何でも後回しにしていても、自立が早くなる
 から、それでいい。』なんて言っている障がい児の世帯のお母さんの話を、以前
新聞で読んだことがあります。絶対、それって間違っていると思う。
『こいつさえいなくなれば、私は親の愛情をもっと受けられるのに・・。』と
私なら絶対に思うから。

受けられるサポートは全部利用して、自分も余裕のある母親になりたいし、
下の子の犠牲も、最小限に留めたい。多動の息子が小学校になったら、もっとヘルパーさんの
利用時間を市側に増やしてもらって、下の子のお稽古事に付いて行けるように
なりたいなぁ。。

市の担当者と、ものすごい交渉しなくてはならないけど;
友人から聞きましたが、一番担当者に効く言葉は「もうしんどくて、今にも子どもを
殺しそうなんです!」だそうだ。
そんなこと言わなくても、ヘルパーの時間を増やしてくれよ。。

今は保育園に入っているから私も落ち着いているけど、小学校に入って
息子が早く帰ってくるようになると、私、また以前のように、頭がおかしく
なってくるんだろうなぁ~。・・と思う、今日この頃です。。

【アッキーのおうちHP~自閉症じゅん君の子育て~】も更新中!
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