放送作家の板橋めぐみです。

 

◆自己紹介◆

 

 

先週の土曜日は

Clubhouseでモデレーターを務めました。

 

今回は、世界のVIPもお忍びで訪れるという、

私が通っている治療院の先生(整体師・鍼灸師)を

ゲストでお招きし、

コロナ禍における不調撃退法を教えていただきました。

 

 

 

 

Clubhouseはおしゃべり感覚がウケているとはいえ、

モデレーターをやる以上、役立つ情報をお伝えしたい!

ざっくりですが、台本も作ってのぞんでいます。

 

 

一般の方は台本を作るのは大変かと思いますが、

この時間には何を話す、という要素だけでも

決めておくのがオススメです!

そのほうが進行が確実にスムーズになるはず。

 

 

さて今日は、

テレビスタッフがロケ現場で困ってしまう取材相手とは

どんな人なのか、についてご紹介します。

 

 

 

初取材の人はちょっと面倒臭い。その理由は…

 

 

 

企画会議で取材する相手が決まった時、

ディレクターさんがよく口にする言葉があります。

 

「その人、取材、初めて?」

 

 

多くのディレクターさんは、

「取材を受けた経験のある人の方が仕事をしやすい」

と感じているそうです。

正直、「テレビ初取材の人は面倒臭い」のが本音のよう。

 

 

これはなぜなのか。

 

 

私は大きく4つの理由があると考えています。

それがこちら。

 

1.過度に舞い上がっている

2.言うことを丸暗記している

3.勝手に言いたいことを話す
4.質問に答えてくれない

 

 

 

過度に舞い上がっている

 

 

 

テレビカメラの前に立てば、誰でもあがってしまいます。

これはある程度、仕方がありません。

特に「初取材」なら、なおさらです。

 

 

 

 

 

ただこれが過度になってしまうと、

声が裏返ってしまったり、

挙動不審になってしまったり

 

 

ですので、そうならないように、

事前にディレクターがその方をリラックスさせたり

信頼関係を築いたりすることが大切なんですよね。

(ディレクターの腕の見せ所だったりもします)

 

 

正直、これに関して、取材を受ける側は

対策のしようがなくて、

「何回も取材を受けて、慣れてください」

と言うしかありません。

 

 

あらかじめ、

ハンディカメラやiPhoneでもいいので、

「カメラを向けられて話す」練習をするのも

効果があるかもしれませんね。

 

 

 

言うことを丸暗記している 

 

 

 

特に「取材が初めて」という方は不安なので、

必ず聞かれるであろう基本事項について、

原稿を用意してきたり、

丸暗記してきたりすることがよくあります。

 

 

するとインタビューコメントが

どうしても棒読みで不自然になってしまいます。

 

 

これはかなり困るんです。

番組の中に不自然なコメントがあると

そこで番組の流れが止まってしまうからです。

 

 

そのため、あまりにも棒読みの度合いがひどいと、

カットしてしまいます。

 

 

とはいえディレクターの立場としては

せっかく取材させてもらったのに

全部カットするのは申し訳ない、と思います。

が、コメントを使うと、番組の流れが止まる。

ここで困ってしまうわけです。

 

 

私のオススメは、

「よく聞かれる質問」に対しては

棒読みでなく、自然にコメントできるように

何度も何度も練習すること! 

そうすれば、本番でも棒読みにならず

自然にコメントできると思います。

 

 

 

勝手に言いたいことを話す 

 

 

 

これも取材が初めての方だと、たま〜にあります。

インタビューの途中から、

聞かれていないことを話し出すパターンです。

 

 

よくあるのが、宣伝です。

会社や商品の宣伝をし始める、というのが

比較的見かけるケース。

 

 

でもテレビは公共のメディアなので、

スタッフは、その取材相手の

「宣伝」をすることを嫌います。

 

 

結局、その「宣伝」部分はカットになりますし、

ディレクターからもおそらくたしなめられますので、

宣伝はあまり良い結果を生みません。

 

 

最悪、「この会社は二度と取材するのはやめよう」

となることもあるので、

「せっかくテレビ取材されるのだから宣伝しなくちゃ!」

という思いは、

できるだけ捨てていただけると幸いです。

 

 

 

質問に答えてくれない

 

 

 

事前取材では話してくれたのに、

いざカメラを向けられると

「その話は話せない」というパターン。

 

 

番組スタッフは、

事前取材で聞いた話を元に

番組の構成や展開を考えています。

 

 

ですので、急に本番で「話せない」となってしまうと、

困ってしまいます。

 

 

これも事前のスタッフとの信頼関係の

構築の仕方に問題があるといえそうなので、

一概にどちらが悪いかは言えないのですが…

 

 

事前取材で伺った話は、

本番でも話してくれるものだ、という前提で

スタッフは取材に伺います。

「話せる話」「話せない話」は何か、

事前にスタッフにきちんとお伝えいただくのが

オススメです。

 

 

以上が、

特に「取材が初めて」の人にありがちな

「スタッフが困ってしまう取材相手の特徴」です。

 

 

これ、「スタッフはそんなことに困るのか」と

知っておいていただくだけでも

実際に取材を受けることになった時に

心構えが変わると思います。

 

 

「いつか取材を受けたい」という方は、

ぜひ頭の片隅に入れておいていただきたいですね。

 

 

今日もお読みいただき、

ありがとうございました!!

 

 

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