こんにちは。

放送作家の板橋めぐみです。

 

◆自己紹介◆

 

法政大学の授業でお話しました

今日は、法政大学のキャリアデザイン学部の

「メディア文化論」という授業に

ゲスト講師として登壇しました。

(オンライン授業ですが)

 

 

 

 

キャリアデザイン学部の学生さん向けの

授業ということもあり、

前半では「私が放送作家になるまで&なった後」の

キャリアデザインを、

 

後半では「番組ができるまでの流れ・裏側」について

お話してきました。

 

 

 

 

今日のブログでは後半でお話した中の、

「番組の企画は誰が決めているのか」を

ご紹介します。

 

 

会議に参加する4つの職種とは

 

番組の企画会議に参加するメンバーは

大雑把にはこの4つの職種の人たちです。

 

 

 

まずプロデューサー

番組の責任者です。

主にお金にまつわることを担当。

スタッフの人選もこの人が担当です。

 

次にディレクター

番組の演出部分を担当。

ロケに行ったり、映像の編集をしたり、

番組づくりの軸となる人です。

 

そして放送作家

企画を考え、

番組の組み立てを考え、

台本やナレーションを書く、のが

主な役割。

 

最後にリサーチャー

番組にネタを提供したり、

専門的な情報を調べたり、と

調べ物のプロフェッショナルです。

 

会議にはこの4つの職種の人たちプラス、

アシスタントディレクター

アシスタントプロデューサーが

参加することが多いでしょうか。

(番組によります)

 

 

企画はどう決まるのか

 

番組で何を取り上げるか、を

決める会議では、

会議に参加するスタッフそれぞれが

アイデアや企画、参考資料を持ち寄ります。

 

そして会議の中で

「これがいい」「あれがいい」

と話し合う中で、

「これはいいじゃない!」

「この企画(話題)で行きましょう!」

と参加したメンバーの「総意」で決まることが

多いですね。

 

もちろん最終的な判断は

プロデューサーが下すことが多いのですが、

例えば他の全員が反対しているのに

プロデューサーが押し切って企画が通る、

というようなことはありません。

 

「番組の企画は偉い人のゴリ押しで

決まっているのではないか」と

誤解されている方もいるかもしれませんが、

全くそういうことはないんですよ。

 

番組の企画の決定プロセスって

かなり民主的なんですよ、ご安心くださいね!

 

 

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