川崎汽船 (株) の 貨物船 "祥川丸" でした｡
"色鉛筆画での懐かし船" です｡
第9次船､ 1954年5月29日 川崎神戸で竣工しました｡
ハッチ数 X 5 (前部 X 3､ ハウスを挟み 後部 X 2)
船首桜付平甲板型の貨物船でした｡
"K" LINE の 戦後の貨物船は､ "神聖君国"より再スタート､
戦争中に瀬戸内海に沈んでいた "聖川丸" を引き揚げ修理､
"K" KINE として､ 戦後初めてアメリカに向かったのが "聖川丸" 1950年でした｡
その後､ 同社では 汎用中速貨物船を造ることになり建造されたのが
本船シリーズ船で､ "昭川丸" (AKIKAWA MARU/1953年5月) を 第1船に､
"祥川丸"(SACHIKAWA/1954.5.)､
"建川丸"(TAKEKAWA/1955.4)､
"日川丸"(HIKAWA/1955.7)､
"照川丸"(TERUKAWA/1956.5.)､
"端川丸"(MIZUKAWA/1957.12) が竣工､
オーストラリア､ 中米カリブ､ 南米西岸航路等で活躍したと記憶しています｡
(本船シリーズ以降､､､ 船名に外国の国名､ 都市名が採用されて行きます｡)
1973年5月､ パナマに海外売船され船名を "TRIUMPHNO.1" に変更､
1977年2月米国からの復航途中荒天のため浸水､
残念なが船齢24年にして､ 太平洋でその生涯を終えました｡ (涙｡｡｡｡)
< M.V. "祥川丸">
OWNER : 川崎汽船 (株)｡
国籍 : 日本国
船籍港 : 神戸
1954年5月29日竣工｡
川崎神戸建造｡ (#932)
8,342 G.T.
10,540 D.W.
全長 : 142.90M
型幅 : 18.20M
型深 : 11.7M
満載喫水 : 8.13M
主機 : 1D/5,400PS.
速力 : 17.655ノット(最大)､ 14.0ノット(航海)
CALL SIGN : JBFB
IMO NO. : 5304578
色鉛筆画 掲載船名 :
1. "ろんどん丸" (8,037 G.T./貨物船/大阪商船三井船舶)
2. "紅葉山丸" (9,548 G.T./貨物船/大阪商船三井船舶)
3. "まんはったん丸" (9,477 G.T./貨物船/JAPAN LINE)
4. "山口丸" (10,458 G.T./貨物船/日本郵船)
5. "佐渡春丸" (8,780 G.T./貨物船/山下新日本汽船)
6. "おれごん丸" (10,104 G.T./貨物船/川崎汽船)
7. "ぐろうりあ丸" (8,297 G.T./貨物船/日本郵船)
8. "羽黒山丸" (9,619 G.T./貨物船/大阪商船三井船舶)
9. "にからが丸" (8,798 G.T./貨物船/川崎汽船･太洋海運)
10. "高忠丸" (9,066 G.T./貨物船/ジャパンライン)
11. "熱田丸" (9,899 G.T./貨物船/日本郵船)
12. "すこっとらんど丸" (9,572 G.T./貨物船/川崎汽船)
13. "加賀丸" (11,379 G.T./貨物船/日本郵船)
14. "ばるせろな丸" (11,619 G.T./貨物船/大阪商船三井船舶)
15. "祥川丸" (8,342 G.T./貨物船/川崎汽船)